Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

今シーズン ブレイクしたタレントたち

Doelman

ヒデ・ユルユス (デ・フラーフスハップ 22) (年齢はシーズン終了時)

プロ2年目、エールディヴィジ初シーズンながら、ヨング・オランイェの正GKが伊達ではないことを見事に証明。シーズン最多セーブを記録したのは所属チームがデ・フラーフスハップだからというだけの理由では決して無い。正面からのシュートだけでなくクロスへの対応も良く、キックも正確とすでにタレントの枠に収まらないだけの十分なクオリティを見せており、さらなる伸びシロを考えればジョニー・レップがシレセンを見限って代役に獲得することをアヤックスに推薦したのも納得だろう。

 

Verdediger

ジェリー・シン・ジュステ (ヘーレンフェーン 21)

本格的なプロ・初シーズンで大きなポテンシャルを改めて証明。第7節フィテッセ-thuisでソレンキとのエキサイティングな1対1を繰り広げてフットボール・ファンを喜ばせたが、フォッペ・デ・ハーン就任後は驚きのコントローラー起用でフットボール能力の高さも見せた。とてつもないポテンシャルがあるのは間違いないが、彼の成長を考えれば来シーズンはやはりCBにポジションを落ち着かせるべきだろう。

 

ルーカス・ヴァウデンベルフ (NEC 22)

ジュピラー・リーグ当時のエクセルシオールへのレンタルから戻ったフェイエノールトで1シーズン チャンスを得られなかったが、再びレンタルされた先のNECで十分デ・カイプでプレーする資格があることを示した。1対1の強さで数々のアタッカーを封じ、攻撃面でも縦への前進力だけでなくゴールへ向かう姿勢も見せた。ヘット・レヒューンが好むプレースタイルでもあり、来シーズンはファンに愛される存在になれるだろう。

 

ヒデ・テル・アーヴェスト (トゥエンテ 19)

プロ2年目で低迷するチームの中で苦しみながら着実に成長した印象。守備面はまだ甘さがあるが、フットボール能力は高く来シーズン大きく飛躍する可能性も。そのためには適切なクラブに行くことだろう。

 

その他

ケニー・テーテ (アヤックス 21) プロ3年目、エールディヴィジ1年目

 

Middenvelder

バルト・ラムセラール (ユトレヒト 19)

今シーズンのユトレヒトの中盤は彼抜きでは語れないだろう。実質プロ1年目で急激に成長し全34試合出場。走力とテクニック、ゴール前に飛び出す奥行きを作る動きでチームのフットボールにダイナミズムをもたらした。ご褒美のオランダ代表初召集は怪我で逃したが、来シーズンも成長が続けたトップ選手へ到達する可能性も十分ある。

 

リシェドリー・バズール (アヤックス 19)

エールディヴィジデビューの昨シーズンにすでに実力を示していたが、8番でスタメン固定された今シーズン 大ブレイク。競り合いの強さと前進力、何よりも攻撃的姿勢が強く、低調なアヤックスフットボールの起爆剤に。シーズン終盤はパフォーマンスが落ちてスタメンを外れたが、来シーズンはコントローラーに戻るか、このままBox-to-Boxプレイヤーとして成長するか、新監督の判断も見物。

 

その他

ブランコ・ファン・デン・ボーメン (ヘーレンフェーン 20) プロ3年目、エールディヴィジ1年目

シェラルド・ベッケル (PEC 21) プロ3年目、エールディヴィジ2年目

 

Aanvaller

ウサマ・イドリシ (フローニゲン 20)

ファルケノールトで長くフロート・タレントの一人として見られながらもAユニオールでマカーイと衝突してプロ契約は得られずにフローニゲンへ移ったプロ1年目。ウィンターストップ明けからスーパーサブとして活躍を見せるとシーズン終盤にはスタメンに定着。マヒーとアントニアが不在の中で最も危険な選手になった。サイドにじっと張らずに神出鬼没な動きで相手守備陣を攪乱、中に切れ込むだけでなく奥行きを作る動きも多く、メルテンスを彷彿とさせるタレント。来シーズンの活躍次第ではフェイエノールトが例のごとく大きく悔やむことになるだろう。

 

ドミニク・ソレンキ (フィテッセ 18)

Chelseaのレンタル組で唯一前評判通りのポテンシャルを披露。スピードとテクニックはトラオレを思い出させるものがあり、年齢を考えれば怖ろしいタレント。惜しむらくはあまりにplayfulなスタイルでゴールへの貪欲さに欠けたことか。怪我もあり、ポテンシャルを示しただけで明確な結果は出せず、来シーズンの再レンタルがあれば楽しみだが…

 

ミロト・ラシーチャ (フィテッセ 19)

ボールは回るがゴールへの迫力に欠けたフィテッセ攻撃陣の中で、唯一ゴールへ向かう姿勢を示し続けたドリブラーだろう。アルバニア代表でEK出場の可能性もあり、すでに国外クラブからも関心を集める存在に。

 

ダブネイ・ドス・サントス (AZ 19)

トップタレントが力不足な印象だった昨シーズンからデビュー2シーズン目で真価を発揮。特にウィンターストップ明けからチームの好調に乗ってアシストを連発し、エル・ハムダウィ移籍の後遺症を全く残さなかった。スピードとテクニックを兼ね備えるが、今のところ1対1よりもむしろコンビネーションプレーを好んでいるため、周りの選手たちにパフォーマンスが左右される印象。ゴール前での決定力が付けば更なる大ブレイクも。

 

ガストン・ペレイロ (PSV 20)

ウルグアイプリメーラ・ディヴィジョンで約40試合に出場し、プロ3年目で欧州初挑戦のシーズンにリーグ戦29試合11ゴールは見事。右バイテンでの起用がほとんどで依然完全に適応しているとは言い難いものの、小さなスペースでのテクニックはエールディヴィジでは間違いなくトップクラス。トッパーでも決定的な活躍をするなど、粘り強い交渉での移籍金7milもまずまず納得。さらに高額の値が付く選手になるかどうかは2年目次第。

 

マッキー・ヌゴンボ (ローダJC 21)

最後までスタメン出場は無かったものの、全て途中出場281分で4得点と異様な効率の良さを見せたベルギー人スピッツ。しかしローダの延長オファーを受けずにフリー移籍となり、どこを選ぶか。

 

その他

フィンチェント・ヤンセン (AZ 21) プロ3年目、エールディヴィジ1年目

フィンチェント・フェルマイ (デ・フラーフスハップ 22) プロ3年目、エールディヴィジ1年目