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欧州戦POフィナーレ結果 ヤン・スミットの夢が現実に。ヘラクレスがクラブ初の欧州戦!

Play-Offs om Europees voetbal

Finale

Donderdag 19 mei

20.45 Heracles Almelo - FC Utrecht 1-1

40’ Thomas Bruns 0-1 /51’ Rico Strieder 1-1

ユトレヒトはヨーステンをベンチに置いてルビンをスタメン起用。ヘラクレスはフレデールスがまだ完全にフィットせずにダリが左バイテンに。

開始6分でハレルがポストを叩くとユトレヒトが優勢に立つも、決定機の質でも量でも優ったのはヘラクレス。ヴェフホルストとナフラティルが再三裏に飛び出して決定機を作りつつ100%チャンスを外したが、次第に主導権も取りかえしたヘラクレスが前半終盤、ナフラティルの相手DFを背負っての絶妙のスルーからブルーンスが決めて妥当な先制。

低調な前半を終えたユトレヒトだが後半立ち上がりからペースを上げると、ヘラクレスの対応ミスが続いたゴール前の混戦からストリーデルが蹴り込んであっさり同点に。ヘラクレスは再びナフラティルに大チャンスがあるも決められず、それ以外はお互い盛り下がったまま終了。勝負は2試合目に。

ジョン・ステーヘマン

「見ていて楽しい試合だったよ。ただ我々にとって決めるべきシーンで上手くいかなかった。勝ちたかったがそうならず残念。しかし誰一人諦めてはいないよ。日曜もまたこういう試合になるかもしれないし、我々がもっと決められるかもしれない」

エリック・テン・ハフ

「展開に様々な変化があるとてもエキサイティングな試合だったと思う。最初の30分間は我々が優勢で圧倒していた。あの時間帯に先制すべきだっただろう。失点はカウンターから。欧州戦を考えればあってはならない事。そこからナイーヴになってしまった。しかし再び試合に戻ってファイトし、良い時間帯を迎えた。あの時間帯でやはり2-1にしなければいけなかった。またすぐに日曜の試合。まだ全てオープンだが、アウエーゴールを決められたのは嬉しいよ」

Zondag 22 mei

14.30 FC Utrecht - Heracles Almelo 0-2

68’ Thomas Bruns 0-1 / 85’ Paul Gladon 0-2

欧州戦ライセンスが得られるかどうか分からないことが分かったユトレヒトはラムセラールが負傷欠場。ヴィレム・ヤンセンをCB起用でラムセラールが外れて5-3-2.

開始7分でFKからヴィレム・ヤンセンがネットを揺らすも微妙なオフサイド判定。ユトレヒトが主導権を取るも大きなチャンスは無く淡々と時間が経過。30分直前にベル・ハサーニのパスでヴェフホルストが裏に抜けて最初の決定機もベドナレクのセーブ。30分過ぎにはあゆユトレヒト・サポーターに向けて「奥さんが出産したから帰宅するように」とのアナウンスがされて前半最大の盛り上がり。さらにストリーデルのファールでテン・ハフの挑発に乗ったステーヘマンが退席処分に。

後半はユトレヒトがプレッシャーを強め、出だしから数回の決定機。ホーセンスがペナルティエリア内で明らかなハンドもカイパースがスルー。ゴールが必要なヘラクレスは残り30分でエクストラ・スピッツにフラドンを投入して4-4-2で流れを取り戻すと、CKからこぼれ球をブルーンスが蹴り込み、ヴィレム・ヤンセンの足に当たって0-1. 追い詰められたユトレヒトもボイマンスをエクストラ・スピッツとしてピッチに。しかしユトレヒトのパワープレーもほとんど効果が無く、ヘラクレスが再びCKから90秒間に3回連続決定的シュートを放ってベドナレクが信じられないスーパーセーブを見せて全てストップされるも、残り10分でフラドンが抜け出して勝負あり。

ヘラクレスは残留争いの昨シーズンから1年でクラブ初の欧州戦を決めるとういう夢のシーズンに美しい終わり方。ユトレヒトは最後まで怪我人の多さに泣いてベーカーフィナーレ敗戦に続いて何も得られなかったシーズンに。

ヤン・スミット

「夢が叶ったよ。17年間やってきた。18年間かな、正確なところはもう分からない。信じられないが、しかしこれは相応しいとしか言いようのない結果。クラブ全体での偉大なチームパフォーマンスだ。我々はクレイジーなことをせずに全員で一致団結してやってきたからね。とても誇りに思う」

ジョン・ステーヘマン

「ファンタスティックじゃないか?これは誰も賭けていなかっただろう。正直に言って私もだ。訳が分からないくらいチームを誇りに思う。彼らは大きな賞賛に値するよ。前半は苦戦したが、まだ1,2回のチャンスもあった。HTにこのままやり続けなければいけないと話したんだ。それを見事にやってくれたよ」

「この成功は1日2日でできることではない。このチームは1日1日とどんどん良くなっていった。我々は降格候補から欧州戦に行くチームになったんだ。とても見事だと思う。正真正銘のチームパフォーマンスだ」

エリック・テン・ハフ

「我々は素晴らしい1年を過ごした。今日の試合に向けての準備はライセンス問題で完全に妨害されたが、選手たちはつま先を揃え、この数週間の多くの挫折から立ち直ってしっかり集中していた。それは大きな賞賛に値する」

「我々は今シーズン数ステップ前進した。全員に感謝したい。選手、スタッフ、特にファンにも。今シーズンは相互作用があった。これはとても特別な事。数日後には多分良い気分になれているだろう。今は深い深い失望にあるがね」

ヴィレム・ヤンセン

「ライセンス問題は僕らに全く影響してなかったのは今日の試合で見れたと思う。それについて話してもどうにもならない。KNVBは時に失敗したと耳の裏を掻くべきだろう。試合前日にあんなニュースがでるんだから。彼らの日程は知らないけど、彼らはもっと良く考えるべきだと僕らは言っていいはず。ハッキリ言ってどうしようもない。スタッフも選手たちも今シーズンは最大の結果を出したけど、残念ながら何も得られなかった」