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PSVに敗れて大きく後退(第18節PSV-thuis結果)

フェイエノールトはシーズン後半戦を敗戦でのスタートに。PSVがこの6シーズンで初めてデ・カイプでの試合を制し、フェイエノールトとアイントホーフェナーレンとの差は5ptsに開いた。試合は後半にゴールが決まって0-2.

 

シーズン後半戦の最初の試合で勝利して得るものは大きいとトッパーに向けて監督 ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストも語っていた。ウィンターストップ前のN.E.C.戦での痛い敗戦によって、再び負けることはこの午後すでにADOデン・ハーグ相手にミスを犯さなかったアヤックス、そして現ランズカンピューンを後ろから追いかけなければならない立場になることを意味するからだ。

 

フェイエノールトはこの5シーズン連続でPSV相手のホームゲームに勝っており、統計上は自信をもってやれただろう。実際今回もアイントホーフェナーレンはデ・カイプで簡単には試合に入れず。前半フィリップ・コクーのチームはほとんど大きなチャンスを作れず、スピッツでありトップスコアラーのルーク・デ・ヨングがプレーを起こせるシーンはほぼ無かった。

 

反対にフェイエノールトは明らかにピッチを支配したが、ファン・ブロンクホルストのチームもまたほとんどチャンスを作れず。唯一ミヒル・クラーメルが30分に左サイドからの見事な攻撃からチャンスを得たが、トニー・フィレーナの素晴らしいクロスにこのスピッツのボレーは大きくバーを越えてしまう。

 

フェイエノールトは少なくとも後半自信に満ちてピッチに戻ったが、試合再開から5分でビハインドを背負う。チームはビジターのFKに上手く対応できず、デイヴィ・プロッペルのクロスからファーポストのヘクトール・モレーノが詰めた。

 

ビジターチームにとっては夢のシナリオだった。これでアイントホーフェンのチームは試合残りは下がってスペースを狭め、カウンターで危険なシーンを創れる状況に。

 

フェイエノールトはビジターチームを問題に陥れるにはテンポを上げなければいけないと分かっており、それに何度か成功。残り20分にはリック・カルスドルプのクロスが再びクラーメルに届いたが、ヘディングは今回もバーの上に。10分後にはエルジェロ・エリアのパスにクラーメルが詰めて今度こそ上手くいったかに思われたが、直前にボールがゴールラインを超えていたためにゴールは認められず。この時点ではアナス・アチャバールが途中出場としてピッチに入り、昨シーズンのこの対戦でのマッチウィナーが今シーズン初出場を果たしている。

 

クラーメルのゴールが取り消されて2分後にはPSVが途中出場 ルシアーノ・ナルシンによってフェイエノールトの大きなスペースを突き、最後の望みも消えた。この敗戦によってフェイエノールトはシーズン後半戦はアヤックスPSVとの大きな差を追いかける立場になった。

 

Feyenoord - PSV 0-2

Scoreverloop:

49’ Héctor Moreno 0-1

84’ Luciano Narsingh 0-2

 

Scheidsrechter: Danny Makkelie

Gele Kaart: Terence Kongolo, Sven van Beek (Feyenoord), Santiago Arias, Davy Pröpper (PSV)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Kenneth Vermeer; Rick Karsdorp, Sven van Beek, Terence Kongolo, Miquel Nelom; Tonny Vilhena, Simon Gustafson (77’ Anass Achahbar), Marko Vejinovic (72’ Lex Immers), Dirk Kuyt, Michiel Kramer, Eljero Elia.

PSV: Jeroen Zoet; Santiago Arias, Jeffrey Bruma, Héctor Moreno, Joshua Brenet; Davy Pröpper, Andrés Guardado, Jorrit Hendrix (89’ Stijn Schaars); Gastón Pereiro (60’ Luciano Narsingh), Luuk de Jong, Jürgen Locadia.

 

http://www.fr12.nl/nieuws/35332-dirk-kuyt-treurt-totaal-onnnodig-en-onvolwass.html

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「前半は対等だった。後半もそれを続けなければいけないのは誰でも分かるのに、いくつもミスが重なって失点した。PSVは守備がしっかりしており、危険なシーンを創らなければならない瞬間をしっかり分かっているチーム。彼らはどんな状況でも冷静さを失わない、経験があるのが誰の目にも明らか。我々はそこからもうチャンスを創れなかった。プレッシャーを掛けたがほとんど彼らを苦しめられなかった」

 

「トップゲームは数シーンで勝負が決まる。今日の我々はそういうシーンで及ばなかった。PSVのような経験豊富なチームが我々の組織が上手くいっていない瞬間を待ち構えているのは誰でも分かること。それがHT明け直後だ。セットプレーでは全員が守備に力を尽くさなければいけないので、我々はそれをしていなかった。それ以降はPSVが下がってしまい、彼らが上手くやった。我々は0-1にされてからは壁を相手にしなければならなかった」

 

「我々は最終ラインをオープンにしすぎてしまい、そこをPSVがFW陣のスピードで上手く活用した」

 

「カンピューンになるのは難しくなった。我々は自分たちを楽にすることができず、PSVアヤックスとの差は広まった。我々は追いかけなければならないが、簡単な仕事ではない。もちろん夢はまだ持っているし、実際外からのプレッシャーがかかっている。フェイエノールトのようなクラブにそれは付き物だが、我々がティートルを争えるようになるにはまだ数ステップが必要なのは今日見えただろう。現時点では現実的ではないが、全力で目指して行きはする。とにかくいまはまずAZとのアウエーゲームに向けて集中し、シーズン後半戦最初の勝ち点を取らなければいけない」

 

「カジムの件で試合への準備が妨げられたのは確か。今はその件は黙っている方が良いだろう。明日話し合う」

 

https://thumbs.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98we-hebben-het-onszelf-niet-makkelijk-gemaakt%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/35334-van-bronckhorst-noemt-kampioenschap-nog-niet.html

http://www.fr-fans.nl/nieuws/22094/video-van-bronckhorst-rust-en-stilte-is-nu-gepast

 

ディルク・カイト

「全く不要で未熟。僕らは自分たちで試合を手放してしまった。あまりに簡単に失点してしまい、3,4回あった良いチャンスを決められなかった。前半の僕らは上手くやってPSVの脅威はほとんど無かったのに、HT明け直後の失点で僕らは彼らのサドルを助けてしまった。今日のようではPSVに勝つには不十分。逆にPSVは先制後はカウンターを狙えるようになり、かなり上手くやっていたし、僕らよりずっと大人であることを示していた」

 

「0-1の後の時間帯、僕らはチームとして全力を尽くし、後からレクス・インマルスとアナス・アチャバールも途中出場でそれに加わった。PSVの組織はしっかりしていたけど、僕らは何度もチャンスを作った。でもそれを決めないといけない」

 

「大きく勝ち点差を付けられた試合の直後でそれについて話すのは難しい。PSVに勝てる自信があったぶん、いまの失望は大きいよ。僕らはまず自分たちが勝たないといけない、最初は来週日曜のアルクマールでのAZ戦だ」

 

https://thumbs.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/kuyt-%E2%80%98het-was-net-niet-dat-is-niet-goed-genoeg%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/35332-dirk-kuyt-treurt-totaal-onnnodig-en-onvolwass.html

 

アナス・アチャバール

PSV戦はいつだって難しいし、途中出場で入るのは難しかった。何とかしようとしたけど上手くいかなかったね。各シーンを見れば今日はそういう午後じゃなかったということ」

 

「ベンチから見ていて両チームともそのチャンスを待っていた。僕らが優勢だったと思うけど、PSVはゴールを決めるこがきでた。その点で彼らの方が先に行っているということ」

 

「ゲームセレクションに入れるのはいつだって素晴らしいこと。コリンに何が起きたかは僕は振り返らないし、試合にだけ集中した。僕がセレクションに入るかどうか決めるのは監督次第。僕はハードワークを続けるだけ」

 

「契約にサインした時はもっと出場時間を期待してた。でも我慢しなければならない選手はたくさんいる。何がどうなるかは僕には分からない。僕はプレーしたいけど、成り行きを見よう」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/35337-achahbar-geeft-toe-had-op-meer-speelminuten-g.html

 

 

シーズン前半を終えての状況で勝たなければならないフェイエノールトと、別に0-0でも良いんじゃないというPSVとの立場がそのまま出た試合。ジオもディルクも失点シーンを責めてますが、そもそもシュート数の少なさなど攻撃に相変わらず問題を抱えているのは誰が見ても明らか。両バックが仕事をしないとほぼまともにチャンスが作れないのでそもそもリスクを負うしかないチームですし、スフェンとテレンスのCBデュオはとても良く頑張りました…

 

ウィンターストップを挟んでボールを持っていない時のコンパクトさはかなり向上。まぁほぼスフェンとテレンスのおかげです。組み立ての問題も二人がほぼマルコをスルーしてやっていたのでほとんど問題にならずにやれてましたし、選手間の距離が近いのでこの二人とトニーを中心にプレスはかなり機能。ネロムがこれくらい及第点ならvdハイデンはもちろんボテギンよりもトータルでプラスの方が大きい気がやはりします。

 

で、問題のポジションプレーは案の定劇的な改善は見られず。まぁ当然ですが。距離感が良くなった分、フリーマンは見つけられてショートパスが多く通ってましたが、トニーに比べてマルコとシモンの仕事量が劇的に小さく、ちょっとこのレベルだとかなり力不足感が。カリムを戻した時に誰をどうするかは考えどころでしょう。まぁクラーメルに至ってはまるで変化無しで、チームとしてのポジションプレー向上の邪魔になっているのは誰がどう見ても明らか。ジオがアナスを信用しないならシーズン後半戦も頭が痛い試合が続きそうですが、楽観的に見て安穏と3位を維持するだけの展開になるのかどうか。