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オランイェ、勝利で望みを繋ぐ (EK予選:カザフスタン-uit結果)

オランダ代表は土曜日にカザフスタンとのアウエーゲームに1-2で勝利。オランダの得点者はジョルジーニョ・ワィナルドゥムとヴェスリー・スナイデル

 

ミッションは最初からハッキリしていた。自分たちが2勝して、トルコのミスに期待することだ。そのシナリオでのみオランダ代表はフランスでの欧州選手権に参加する望みをPO進出という形ではあるが繋ぐことができる。Astanaでの土曜夜の試合はオランイェのスタメンに3人のデビュー選手。DFのケニー・テーテとフィルジル・ファン・ダイク、そしてFWのアンワル・エル・ガーシが欧州の東部の奥深くでオランダ代表の洗礼を受けた。さらにヤスパール・シレセンがウォーミング・アップで背中を負傷し、ティム・クルルが代わりに出場。

 

奇妙に絡んだ運命の糸はさに4人目のデビュー選手も登場させる。残り10分でクルルがピッチを去り、第3GK イェルーン・ズートが急遽出場した。

 

オランイェは最後のチャンスを賭けてAstanaの人工芝で好印象を与えるプレー。開始直後から優勢なのは明らかで、解放感をもたらす先制点を目指していた。メンフィス・デパイのクロスからエル・ガーシのヘディングではそれは生まれず、ジョルジーニョ・ワィナルドゥムのヘディングからも同様の結果に。

 

そのワィナルドゥムが30分を過ぎて強烈なシュートで先制ゴール。ラトヴィア戦に続いてオランイェを正しい方向に戻す、ワィナルドゥムのこの予選2点目は今回も重要な得点になった。

 

後半開始直後にはスナイデルが素晴らしいなゴール。オランイェのキャプテンが見事なシュートでゴールを破った。そこからホームチームがまだ反撃を試みるも、経験の乏しいオランダの守備陣が一体感を失わず。試合残り3分にはロビン・ファン・ペルシが投入され、代表100キャップに到達した。

 

試合終了直前、ロスタイム深くにカザフスタンがゴールを決めたが、直後にオランイェの勝利を告げる笛。ボンズコーチ デニー・ブリントにとってはアイスランドとトルコに敗れた後での初勝利となった。

 

オランイェに課されたミッションの第1部は成功。オランダはまだ生き残っており、望みはまだある。第2部は来週火曜日のチェコ戦だ。

 

Statistieken:

 

Kazachstan-Nederland 1-2 (0-1)

 

Scoreverloop: 33. Wijnaldum 0-1, 50. Sneijder 0-2. 90+5. Kuat 1-2.

 

Scheidsrechter: Turpin (Frankrijk)

 

Gele kaart: Logvinenko (Kazachstan), Blind, Bruma, El Ghazi (Nederland).

 

Opstelling Nederland: Krul (80. Zoet); Tete, Bruma, Van Dijk, Riedewald, Blind, Wijnaldum, Sneijder (80. Afellay), El Ghazi, Huntelaar (87. Van Persie), Memphis.

 

http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/20255/winnend-oranje-mag-blijven-hopen?type=actueel

 

デニー・ブリント

「DFラインがチームのベストパートだった。テーテとファン・ダイクについて心配はしていなかったよ。二人ともクラブでフォームにあることを見せていた。特にファン・ダイクはファンタスティックな試合をしたが、テーテも良かった」

 

「最も重要なのは勝ったこと。勝ち方は二の次だ。我々は60分間全てをコントロールし、良いゴールを決めた。ただ後半最初の20分間で0-3にするのを忘れ、試合を決められなかった」

 

「彼らは2スピッツでプレーし、ピッチを広く使って中盤の走り込む選手で我々を苦しめた。だが大きなチャンスは1回だけだったと思う。結局それでも最後の1分に決められてしまったが、私はこの勝利に満足している。この試合に勝てなければそもそもチェコの戦のことを考える必要もなかった。これでそのプランを練れるよ」

 

「怪我人が多すぎる。まずヤスパールが外れ、次はティムだ。見てみないと分からないが、クルルの怪我はかなり悪そう。我々はこれで約15選手を欠いたことになる。だがこういうこともあり得るし、私にはどうしようもない。この代表戦期間に多くの選手が負傷しているのも情報は入っていた」

 

ヴェスリー・スナイデル

「試合前の準備期間では公言しなかったけど、このピッチは全く違った。怪我人を見てもそれは明らか。彼らの怪我はこの人工芝のせいだと思う。全くどうしようもないよ」

 

「僕らは世界中のあらゆる幸運に見放される時期にいるし、最後はひやひやしたよ。主審は再開後すぐに終わらせてくれて嬉しかった」

 

「相応しい勝利。僕らは良いプレーをした。最後のところで雑な瞬間もあったけど、それは人工芝のせいだし、怪我人のアクシデントもあったからね。普通とは全く違う状況。火曜日はもっと良くなるはずだし、今日の内容は自信になるよ。これからみんなでトルコとチェコの試合を見る。最良の結果を期待しよう」

 

「火曜も自分がいることを願っている。でもみんなこの試合に集中しなければいけない。それはヨランテも望んでいること」

 

ジョルジーニョ・ワィナルドゥム

「僕らはPOへレースに残るためにやらなければならないことをやった。それ以上でもそれ以下でもない」

 

「人工芝でボールが滑っていた。シュートは左足だったけど隅に正確に蹴れたよ」

 

「トルコの結果は緊張感いっぱいで待つ。彼らが勝ち点を落としてくれて、僕らが再び自力で決められる立場に戻れることを願っている。そうならかったら、次の試合も勝って彼らの負けを再び願うしかない」

 

フィルジル・ファン・ダイク

「デビューできたことはスーパーに誇りに思う。ピッチが結構滑ったから慣れは必要だった。重要なおは自信を持ってプレーすること。僕らに勝つためのクオリティが十分あるのは分かってる」

 

「失点は気にしていない。何より重要なのは僕らが3ptsを得たということ。カザフスタンはフィジカルの強い選手たちでロングボールを多く使ってのプレーだったけど、僕らはここでで良い準備ができていた。とても上手くいって良かったよ」

 

ロビン・ファン・ペルシ

「何より重要なのは僕らが勝ったということ。100キャップ到達はとても光栄。後になって実感が湧いてくるだろう。とにかく少しでも出れて嬉しかったよ。いや、ベンチに座り続けたくはなかった。まぁボンズコーチの決めること。自分ではフィットしていると感じている。オランイェでは多くの窮地でプレーしてきたけど、今回はそうではなかったということ。試合後にロッカールームにお祝いをされたよ。スナイデルが素敵なスピーチをしてくれて、妻と子供の素晴らしい写真を貰った。これはとても特別なことだ。今からは火曜のチェコ戦に集中する。もちろん僕は普通に出れるよ」

 

 

見た目からして悲劇的な人工芝、例のフランス人主審とネタが起こりそうな要素満載でしたが、それでも普通にやって普通に勝つだけの力の差があった試合。まぁ良くも悪くもなく、普通です。ここまでの負のスパイラルをとりあえず脱却したのが最大の成果でしょう。

 

ようやくデビューのファン・ダイクはさすがのプレー。イングランドでさらに自信をつかんだか、ボールを持った時も持っていない時も落ち着きが違います。テーテは守備面でそれほどプレッシャーを受けなかったのと、ボールを持った時の選択肢にミスが無かったことで上々のデビュー。右バックが他にいないので次もスタメンフル出場でしょう。

 

ファン・ペルシはいろいろありつつも数分間の記念出場で100キャップ到達。まぁ本人が気にしてないなら別に良いんじゃないですかね。