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再びPECに勝利 (第7節PEC-thuis結果)

フェイエノールトはPEC ズヴォレとのホームゲーム2連戦で最大の結果を得た。木曜のベーカー戦3-0勝利に続き、日曜にも昨シーズンのベーカー・フィナーリストを再びデ・カイプ圧倒し、ディルク・カイトととエルジェロ・エリアのゴールで2-0.

 

前半のフェイエノールトのプレーは3日前のベーカー戦と違ってそれほど説得力のあるものではなかったが、再び完売したデ・カイプのサポーターはHTまでにフェイエノールトの得点は自ずと生まれると感じていただろう。ファン・ブロンクホルストがチームは試合をコントロールし、ズヴォレのDFをトラブルに陥らせていたことは、主審 カイパースが前半だけでビジターチームに4枚のイエローカードを出したことにも表れている。

 

フェイエノールトはなどか良い攻撃を見せていたが、HTまでに作れた大きなチャンスの数は1回だけ。30分過ぎにミヒル・クラーメルがマーカーとの競り合いに勝ったが、そこからGK ミッキー・ファン・デル・ハルトと1対1でのシュートは枠外に。

 

ゴールを狙い続けたフェイエノールトだが、HT直後には自分たちが冷や汗をかくシーンも。ズヴォレスピッツ ラルス・フェルトワイクが右サイドからのクロスにヘディングでネットを揺らしたが、主審 カイパースが手を使っていたのをしっかり見てゴールを取り消した。

 

前半のチャンスの数があまりなかったことを考えれば、後半早々の得点は大歓迎だった。今シーズンこれまでに何度もあったようにリック・カルスドルプがクロスを上げると、クラーメルが巧みにボールを流し、カイトがゴール上部に強烈に叩き込んで自身フェイエノールトでのエールディヴィジ57ゴール目。

 

終盤は特にベーカー戦の疲れが足に出始めていたため、力強いプレーをしていたエリアが残り10分で試合を決めたことはフェイエノールト全体に大きな安堵感をもたらした。アシストはクラーメルの名前が刻まれたが、そのお膳立てをしたカイトとカルスドルプにも賞賛が分け与えられるべきだろう。

 

PEC ズヴォレが攻撃に出ようとした正にその瞬間、疲れ知らずのカイトが自陣ペナルティエリア際でボールを奪い、そこからカルスドルプがクラーメルにパス。このスピッツから渡されたエリアが素晴らしいアクションからボールをゴール隅に突き刺して最終スコア 2-0となった。

 

Feyenoord- PEC Zwolle: 2-0

Scoreverloop:

54. Kuijt 1-0

82. Elia 2-0

 

Scheidsrechter: Kuipers

Gele kaarten:** Van Polen, Lam, Marinus, Veldwijk (PEC Zwolle) Karsdorp, Van Beek, Van der Heijden (Feyenoord)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer, Karsdorp, Van Beek (64. Botteghin), Van der Heijden, Kongolo, El Ahmadi, Veijinovic (72. Vilhena), Gustafson, Kuyt, Kramer, Elia (73. Basacikoglu).

PEC Zwolle: Van der Hart, Van Polen, Marcellis, Lam, Van Hintum, Dekker (63. Bouy), Brama, Becker, Marinus (63. Menig), Thomas (90. Nijland), Veldwijk

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-pec-zwolle-netherlands-eredivisie-2015-2016/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「特に前半はリズムとテンポが木曜よりずっと低かった。PECがプレッシャーの掛け方を変えてきたことで、我々は長時間答えを出せなかった。前半は数回テンポが上がった時だけ、我々は危険になっててチャンスを作れていたが、回数が少なすぎた。HTにPECを壊せるようにテンポを上げようと言っていたんだ。後半最初の15分間は良かったが、そのあとはまだ前進守備を忘れてしまった」

 

「相手のカウンターでは特にライアン・トーマスに注意を払わなければならなかった。だからより競り合えるトニー・フィレーナを投入したんだ」

 

「我々は長時間早めのプレッシャーをかけるのを忘れていた。チームとして例えばエルジェロ・エリアを使うシーンが少なすぎた。特に早々にブラム・ファン・ポーレンにイエローカードが出ていたんだから。我々はチームとしてもっと賢くならなければならないシーンがいくつかあったし、彼をコンスタントに利用するべきだった。2-0のシーンで彼を使えてよかったよ。あれで試合が決まった」

 

「カイトとカルスドルプの右サイドがこの数試合うまく機能している。ディルクの中に入る動きがチームを強く補い、相手はその対応に苦しんでいるんだ。これを機能させるには彼を超えていくバックが必要だが、カルスドルプにはその推進力がある」

 

「カイトはキャリアの中でかなりのケアをしてきた選手。だからまだまだやれる。彼は常に重要な存在だ。私も彼のプレーを楽しんでいるよ。彼の意志の力とキャラクターが他の選手にも良い影響を与えている」

 

「我々にとっては良い数日間だった。次のデ・フラーフスハップとのアウエーゲームに自信を持って臨める。代表戦ウィークへ向けて良い形で締めくくれることを願っているよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98het-ging-moeizamer-dan-donderdag%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/33642-van-bronckhorst-tevreden-ik-geniet-van-kuyt.html

 

ディルク・カイト

「僕らはどんどんお互いを上手く見つけられるようになってきている。チームが上り調子なのがハッキリ見えるよ」

 

「右サイドの列車が上手く動いている。リックは信じられないくらい多くの才能があり、1試合ごとではなく、1分ごとに学んでいる。彼とのポジションチェンジがとても上手くいっている。彼にはオーバーラップするための凄いスピードとパワー、があり、タイミングもしっかり選べるからね。左サイドも上手くいっている。コンゴロは左バックとして非常に有効だし、エリアもどんどんプレーが良くなっている」

 

「自分の流れの中でのゴール云々は気にしていない。大事なのは自分がチームにとって重要な存在であること。PKでも、ゴールでも、2-0の時の守備でも、何であっても構わない。2点目のゴールは自分で決めたゴールのように嬉しいよ。僕らはみんなでやっているし、チームに貪欲さが見えるのがとても嬉しい。僕らは自分たちを良くしようと常に必死だ」

 

「このチームは昨シーズンから多くのポジションが入れ替わったし、別のポジションをやっている選手も数人いるということを多くの人々が忘れている。いま徐々にオートマティズムが増し、僕らはお互いを上手く合わせられるようになってきている。だから僕らはこの重要な1週間を良い形で終わらせることができたんだ。PECは2連勝するのに決して最も楽な相手じゃないからね」

 

「このフェイエノールトはキャラクターを示しているよ。僕らはこの1週間に大満足できる。チームみんなでゴールを祝福している」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/kuyt-ziet-stijgende-lijn-bij-feyenoord

http://www.fr12.nl/nieuws/33641-dirk-kuyt-de-trein-gaat-steeds-beter-lopen.html

 

エルジェロ・エリア

「後半相手が3人でマークに来て、ここという瞬間を選べなかった。でも2点で良い瞬間を選べたよ。スペースがあれば僕は危険な存在になれる。なるべくそういう状況にしないといけない。そうすればチームを助けられるからね」

 

「調子の良さを感じているよ。自分のアクションが起こせているし、今日は良いゴールを決められた。そう、テレンスとの連携も良くなっているね。彼は大きな才能があり、たくさん話をしている。フットボール以外のこともね。定期的に彼の家に行っているんだ。彼には大きな力がある。家に自分のジムを持っていて、本当に一生懸命。とてもひたむきだし、僕も彼が素晴らしいキャリアを得られるように、そのために今シーズン彼の力になれることを願っている。僕自身はそんなにウェイトルームは好きじゃないけど、コンゴロは本当にそのために生きているようなものだね。彼はとても良くやっているよ」

 

「オランダ代表?僕は最初からまずはフェイエノールトに集中しないといけないと言っているよ。彼らが僕を信頼していつかオランダ代表に入れて、僕が彼らの力になれれば嬉しい。それは目標だけど、いま自分が気にすることじゃない。僕の優先順位はフェイエノールトが1番。そして彼らの信頼を取り戻したい。そうすればオランダ代表は自ずとやってくる」

 

フェイエノールトは温かいクラブで、サポーターはいつも声を上げてくれる。フェイエノールトは大きなADOデン・ハーグだ。デン・ハーグ地方のサポーターが多いのが知っているし、そのメンタリティには惹かれる。フェイエノールトでは90分間全力を出さなければいけないし、それをすればサポーターは満足してくれる。勝っても負けてもね」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33645-elia-deelt-compliment-uit-kongolo-leeft-er-ec.html

http://www.fr12.nl/nieuws/33651-elia-denkt-niet-aan-oranje-feyenoord-priorite.html

 

ヤン・アーリー・ファン・デル・ハイデン

「PECが木曜とは違う戦術で試合に入り、HTにテンポを上げようと決めた。後半は上手くいったよ。ローダJC戦が僕のベストゲームで無かったことは誰の目にも明らかだった。この2試合は上手くやれたと思う。誰もが自分のストロングポイントがあるし、それを木曜と今日の僕も出せた」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33644-van-der-heijden-een-terechte-overwinning.html

 

ヒル・クラーメル

「前半の僕のチャンスは決めなければいけなかった。時間は十二分にあったのに、早く対処しないと焦ってしまった。あれを決めていればもっと簡単にいっていた試合。責任を感じている」

 

「僕らには個々のクオリティを持った選手がいるし、どんなシーンからでもゴールを決められる。2-0の時のカイトとエリアの2つのアクションがそうだね。プレーはいつも良いわけじゃないけど、勝てば問題ない。とにかくデ・カイプでの試合は全て勝たなければならない。ホームでは無敗でいないとね」

 

この数日のカジムについての報道に

「今はコリンの全てが悪いように思われてるけど、ローダ戦での行為は僕に対してのもの。大悪人のような扱いだけど、ローダJCの選手はどうだ。コリンが全員から攻撃されるのはフェアじゃない」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33648-kramer-achteraf-lullen-maar-die-kans-moet-er.html

 

テレンス・コンゴ

「左バックの最も面白いところは攻撃だよ。CBがまだ恋しいけど、左サイドでも楽しくやれている。何度もボールが来るし、何度も攻撃に加われる。その分野でも自分のクオリティを発揮できている。最初は慣れが必要だったけど、現状に不満は無いよ」

 

「エリアとは一緒にジムに行ってプレーについていろいろ話をする。でもフットボールのことだけはなく、時には家でリラックスしてふざけ合ったり、プレイステーションで遊んだりしている。ピッチ外でクリックすればピッチ内でもやり易いからね。彼は僕をサポートしてくれているし、こういう関係はフットボールにおいてとても特別なものだ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/33652-kongolo-zon-samenwerking-is-in-het-voetbal-be.html

 

 

前半は低調ながら終わってみれば快勝でPECに2連勝。狙い通り良い感じで上り調子に持ってこれた2連戦でした。

 

今日は妙にベッケルがリックのサイドに来てトーマスも中に入っていくなと思ったらやはり4-4-2で来てたようで、前半はなかなか対応できず組み立てがぼろぼろに。前進守備もかけられず、中盤が3人ともコンパクトにやれないと全く機能しなくなるタイプなのでなかなか厳しいところ。まぁ後半は良くなって、マルコの縦パスが相手に引っかからずに通るかどうかが一つの分かりやすい基準でしょうか。

 

クラーシの前進守備とボール配給の役割とカリムとマルコが分配でやってるわけですが、やはりカウンターの際にマルコが前にプレッシャーを掛けられずにスペースを与えてしまうことが多く、今後もちょっと悩みどころです。トニーがやってくれるならそれで全く構わないんですが。一方でヤナーリーは地味にこの2試合で評価を上げました。ボールを持った時の落ち着きがあり、快速FWにスピード負けする状況さえ回避できればさすがに強力な選手。

 

いまは両サイドが4人とも好調でチームが上手く機能する雰囲気が出始めてますね。ミヒルも決定機外しましたがアシストで両ゴールに貢献。チームがコンパクトにプレーしさえできれば連勝を続けられるはず。