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デ・カイプで奮闘も敗退(欧州戦PO:ヘーレンフェーン-thuis結果)

フェイエノールトの2014-2015シーズンが終わった。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストのチームは日曜午後にsc ヘーレンフェーンと2-2で引き分け、ELチケットを賭けたPOフィナーレへ進むことができず。90分を終えてフェイエノールトが1-0リードだったことで(得点者はアナス・アチャバール)、満員のデ・カイプで延長に突入。そこでマルク・ウートが2点を決め、その後コリン・カジム・リチャーズが1点を返したものの、ロッテルダマースの息の根を止めた。この敗退によってフェイエノールトは来シーズン欧州戦をプレーすることは無い。

 

ハリケーンのような歓声が巻き起こったのは前半終了4分前。ロート・ヴィットのハートを持つ全ての人が、アナス・アチャバールのヘディングによってボールがゆっくりをラインを割ったのを目撃した瞬間だった。この歓声は、リーグ戦最後の5試合でたった2得点という酷い結果にも、デ・カイプに通い続けて真のの12人目としてチームを支えてきたヘット・レヒューンがどれだけゴールを熱望していたかを示していた。

 

ヨルディ・クラーシの遠目からのシュートを頭でしっかり狙って逸らし、GK クリストファー・ノルトフェルトをノーチャンスにさせたアチャバールのゴールはさらに、フェイエノールトにとってミッション半分の達成を意味していた。このゴールによって、試合開始直後から勝利目指してプレーしていたチームの努力が報われた。勝負が常に美しさへの賞で報われる訳ではないようにピッチ上では緊張感ある攻防だったものの、第1試合同様にほとんどカウンター勝負のヘーレンフェーンフェイエノールトは押し込んでいた。

 

アチャバールのゴールでフリーゼンはこれ以上守備的姿勢を続けられなくなり、後半の試合展開はHT前ほど一方的なものではなくなった。スペースが広がり、ビジターチームが60分過ぎから初戦のようにそれを突けるように。ペレ・ファン・アーンホルトが左サイドからペナルティエリア内に侵入し、シュートまで行ったが、フリーゼンの最初の大きなチャンスが即ゴールに繋がるのはケネト・フェルメールが阻止。

 

しかしピッチの反対側では彼のチームメイトが後半も懸命にプレッシャーをかけ、勝負を決める2点目を求めてフェイエノールトはサイドから何度も攻撃を仕掛けていた。60分過ぎにビラル・バサチコグルの上げたボールがテレンス・コンゴロの頭にドンピシャに届くも、ノルトフェルトのセーブに阻まれる。このGKは終了5分前のカリム・エル・アマーディのヘディングにはノーチャンスだったが。このゴールは主審 ケヴィン・ブロムがプッシングを取ったことで認められず。

 

この時点ですでに両チームに疲労が目に見え、暑さの影響も出ていた。そのため90分で決着は付かず、延長に進むのも避けられなかったが、ロッテルダマースにとって大きな逆風となったのは、延長は10人で戦わなければならなかったことだ。90分直前に痙攣を起こしたリック・カルスドルプに代わって入ったルーク・ウィルクシャーが怪我で続けられず、ファン・ブロンクホルストはすでに交代枠を使い切っていた。

 

そして延長開始10分にまた新たな一撃を喰らうらってしまう。スフェン・ファン・ベークがハイボールを逸し、マルク・ウートがフェルメールとの1対1でミスをすることはなかった(1-1)。その後にもウートは再び強烈なボレーでフェイエノールトのあらゆる幻想を終わらせ、この敗退で欧州戦無しのシーズンを受け入れざるを得なくなった。カジム・リチャーズのその後の同点ゴールもこの結果を変える事はできず。

 

Feyenoord – SC Heerenveen 2-2

Scoreverloop:

41’ 1-0 Achahbar

101’ 1-1 Uth

105’ 1-2 Uth

110’ 2-2 Kazim-Richards

 

Scheidsrechter: Blom

 

Geel: Clasie (Feyenoord)

 

Opstellingen

Feyenoord:** Vermeer; Karsdorp (88’ Wilkshire), Van Beek, Kongolo, Nelom; Clasie, Toornstra, El Ahmadi; Basaçikoglu, Achahbar (77’ Kazim-Richards) en Boëtius (71’ Manu).

SC Heerenveen: Nordfeldt; Marzo, Van Aken (81’ Otigba), St. Juste, Van Anholt; De Roon, Van den Berg, Duarte (70’ Namli); Slagveer, Uth en Larsson (113’ Thorsby).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/uitslagen/feyenoord-sc-heerenveen-1415-playoffs/verslag

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト

「残念だが、選手たちには君らを誇りに思うと言った。我々は再びチームとしてプレーしていた。10人になっても我々には試合を決めるチャンスがあった。しかし『どうしてこんな事があり得る』という事が起きた。ウィルクシャーの脱落とマヌの大チャンス。しかし選手たちは全力を尽くしてくれたし、これ以上は求められない」

 

「我々はこの数週間多くの痛手を被ってきたが、前半は良いフットボールをしたし、相応しいゴールも決めた。あのゴールによって再びヘット・レヒューンと一体になるエネルギーを得られ、後半に勝負を決められると感じていた。カジムの2-0を主審が認めなかったのが残念」

 

「ウートのゴールでほぼ不可能なタスクになったのはもちろん分かった。タフなシーズンだったし、多くの選手が動きが悪くなっていた。選手たちがそれでも諦めなかったのは素晴らしい事。だから私は彼らを誇りに思う。我々は今日再び自分たちの力を見せたんだ。これは来シーズンへのベースにしないといけない」

 

「我々にとっては悲劇的なシーズンの終わり方。我々は今シーズン 欧州戦で多くの経験を得た。来シーズン欧州での試合が無いことはフェイエノールト全体にとって大きな喪失。しかし来シーズンはまたフレッシュにスタートするよ。まずはバカンスだが、監督にとっては忙しくなるだろう」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/van-bronckhorst-%E2%80%98we-hebben-er-alles-aan-gedaan%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/31896-van-bronckhorst-dit-moet-de-basis-zijn.html

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らは90分間優勢だったし、意志を見せた。後半に試合を決められたはずだし、チャンスもあったのにゴールが決まらなかった。延長は一人少なくなって実質終わった」

 

「これは選手、クラブ、サポーターにとって大きな失望。何といっても来シーズン欧州戦がなくなったからね。今日負けたせいだけでなく、この数週間の結果だ。僕らはかなり上手く欧州戦に向かって、6試合前に僕らが3位にならないだろうなんて言ったらクレイジー扱いだった。でもそれが現実になってしまった」

 

「これが僕のラストゲーム?その可能性もあるけど、それは誰にも分からない。フットボール選手なら誰もがそうであるように僕にも自分の野望がある。でもまだフェイエノールトを去ると決まったわけではない。まだ代表があるし、それからバカンス。その後で先の事を考える。この結果が僕の将来に影響することはないよ」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/clasie-%E2%80%98dit-is-zo-enorm-balen%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/31895-clasie-baalt-mogelijk-mijn-laatste-duel-voor.html

http://www.feyenoordpings.nl/nieuws/16583/-als-je-dit-zes-wedstrijden-geleden-had-gezegd-was-je-voor-gek-verklaard-.html

 

エルヴィス・マヌ

「欧州戦無し。今夜は眠れないだろう」

「ゴール前に抜け出したけど、ノルトフェルトが上手く防いだ。低くではなく、枠内上の方にシュートすべきだった。そうしていれば試合に勝っていた、そう確信している。自分の責任だ」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31897-manu-mist-hier-ga-ik-nog-wakker-van-liggen.html

 

イェンス・トールンストラ

「83歳になった気分。でもこれだけ必死にやっても残念ながら何も得られなかった。筋肉疲労だけど、実際90分の終わりから疲労していた。でもクタクタなのは僕だけじゃないからね」

 

「10人で延長に入る事になったのはちょっと痛かった。10人でプレッシャーを掛けるのはかなり厳しいからね。まだチャンスがあったけど、2-2以上は無理った」

 

「僕にとって今シーズは素晴らしいステップだった。特に最初の数ヶ月は素晴らしい瞬間がいくつもあった・長いシーズンだったけど、疲労は言い訳にはしない」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/31898-toornstra-liep-kilometers-ik-voel-me-als-een.html

 

 

予想以上のフットボールを見せて予想通りの結果です。

ようやくアナスをスタメン起用したことで前半は彼を中心に良いフットボールをしてました。久しぶりにフットボールらしいフットボールが見れて、イェンスも本当の10番のポジションでゴール前への走力を見せてしっかり機能。ビラルも木曜よりさらに良くなってましたし、これが来シーズンへ向けてのベースになるでしょう。ボエチウスがやることなすこと上手く行かずに苦しんでたのがなかなか見ていて辛かったですが・・・

 

残念ながら後半はサイドからの放り込みと後方からのロングボールが多くなってしまい、最後はもう持たず。全員アップさせてなかったことでアップ無しに急に入ったウィルクシャーが即負傷で万事休す。マヌが決めてればもしかして何とかなったかもしれませんが、まぁ結局予想通りの結果です。

 

これでクラーシは見納めでしょう。彼の代わりがクラブの中にいるのかどうか、かなり疑問ですが、クラーシが抜ける影響は途轍もなく大きいのでジオとJPがどうするか見物。

 

前の方はシーズン終了と共に遂にアナスがフェイエノールトの第1スピッツに昇格、ということで来シーズンを楽しみにしましょう。カイトに9番のポジション奪われないようにしないと・・・