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アルメロで悲劇的敗戦(第23節ヘラクレス-uit結果)

土曜夜に行われたエールディヴィジ第23節、フェイエノールトは来たる木曜に迫った重要なEL AS Roma戦に向けて酷いリハーサルを披露してしまった。ヘラクレスアルメロとのアウエーゲームにチームは2-0で敗れ、2位を狙う上で貴重な勝ち点を落としてしまった。スフェン・ファン・ベークは怪我のためにHTで交代している。

 

アルメロで対戦するヘラクレスが怒号に包まれている状況なのは試合前から明らかだった。ただでさえ残留争いに苦しんでいたヘラクリーデンはヴィレムスII相手の敗戦でサポーターが怒りの抗議を行い、トレーニングでの事件を受けてウサマ・タナーネがセレクションから外されるなど騒々しい週を送っていた。

 

フェイエノールトはポルマン・スタディオンの人工芝で、少なくともホームチームと同等のファイティング・スピリットを持って戦わなければならないと分かっていた。それには成功していたものの、ただチームはフットボールで違いを作ることができず。フェイエノールトはピッチ上の狭いスペースで上手くプレーするのに苦しみ、決定的なシーンで正しい選択肢を選ぶこともほとんどできていなかった。

 

その結果、GK ブラム・カストロの守るゴールに最初のシュートが放たれたのは、ようやく前半半ばになってからミケル・ネロムのループ気味のボールが枠を超えた瞬間だった。この左バックは10分後にも良いクロスを上げたが、コリン・カジム・リチャーズが決める事はできず。

 

ヘラクレスがピッチの反対側で前半作ったチャンスの数はさらに少なかったが、それにも関わらずホームチームがリードしてHTに入ったのは前半ロスタイムに決めた得点のおかげ。テレンス・コンゴロが守備ブロックからボールを大きく蹴り出すことができず、ブライアン・リンセンの意表を突いたループシュートがケネト・フェルメールの頭上を正確に越え、クロスバーの下に当たってゴールラインを超えた。

 

スフェン・ファン・ベークがHTにピッチを退いたため、ルテンは3バックで後半へ。さらに後半半ばを過ぎてなんどか同点に追いつこうとミチェル・テ・フレーデをエクストラ・スピッツとして投入。

 

それが多少の効果を見せ、カリム・エル・アマーディのシュートは大きく外れたが、残り15分にはインマルスのヘディング。しかしそれもポストに弾かれた。

 

フェイエノールトは終盤も勝ち点を求めてファイトしたが、ヘラクレスの守備を突破できるほどボールを上手く回せず。良い結果を得たいという全ての希望も残り5分でゴール前で完璧にフリーになったトーマス・ブルーンスが左サイドからのクロスをヘディングで決めて打ち砕かれた。

 

Heracles Almelo – Feyenoord 2-0

Scoreverloop:

45+1’ 1-0 Linssen

85’ 2-0 Bruns

 

Scheidsrechter: Van Boekel

 

Geel: El Ahmadi (Feyenoord), Bruns (Heracles Almelo)

 

Opstellingen:

Feyenoord: Vermeer; Karsdorp, Van Beek (46’ Vilhena), Kongolo, Nelom; El Ahmadi, Immers, Clasie; Toornstra, Kazim-Richards en Boëtius (65’ Te Vrede).

Heracles Almelo: Castro; Breukers, Schenkeveld, Veldmate, Aktaou; Vujicevic (88’ Cziommer), Bruns, Fledderus; Linssen (90’ Navratil), Weghorst en Darri (72’ Bel Hassani).

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/heracles-almelo-feyenoord-eredivisie-20142015/verslag

 

フレッド・ルテン

フェイエノールトの今シーズン ワーストゲーム。説明できないが、正当な敗戦だ。我々は最低レベルを下回っていた。全くチャンスを創れず、全く勢いが無く、競り合いに負けた。チーム全体での失敗だ」

 

「前半あれだけ悪ければ0-0でHTに入りたいと思うが、前半終了直前にゴールを許してしまった。それは自分たちを締めなければいけない。後半はスフェンが怪我で下がらなければならなかったこともあり、3バックでなんとかしようとしたが、ほとんど上手くいかなかった。1-0の段階でまだインマルスにヘディングで良いチャンスがあったが、絶対的なチャンスは無かった。それにそういうプレースタイルに失点の可能性が常にあるのは誰でも分かること。」

 

「我々は低調な時期にいる。今はこの試合への深い失望に支配されており、私には説明できない。もちろん怒っているが、それは我々全員同じだ。この不必要な敗戦にはみんな自分たちに腹を立てている。だが我々は先へ進まなければいけない。このままならPO?それは黒か白か。シーズン全体と通して非常に接近しているからね。まだ11試合ある。まずは木曜に向けて頭を切り換え、そこで違ったフェイエノールトを見せたい」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98zorgen-dat-er-donderdag-een-ander-feyenoord-staat%E2%80%99

http://www.fr12.nl/nieuws/30414-rutten-collectief-gefaald-slechtste-wedstrijd.html

http://www.fr12.nl/nieuws/30416-zorgen-dat-we-donderdag-een-ander-feyenoord-z.html

 

ヨルディ・クラーシ

「単純に良くなかったし、まだちょっと言葉にできない。普段の僕らは競り合いに持ち込むことで自分たちの力を出せていたのに、今日は全ての競り合いに出遅れ、負けていた。なぜかは分からないけど、自分たちのプレーができなかった。後半に1,2回のチャンスを創れただけ。前半は全くチャンスを創れなかった。AS Roma戦?まずはこの試合をしっかり振りかえる必要がある」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/30413-clasie-heeft-geen-verklaring-ik-weet-niet-wat.html

 

イェンス・トールンストラ

「ロッカールームは静まりかえっていた。この試合はしっかり分析しないといけない。僕らはほとんどチャンスを創れなかった。前半は十分良くなかったけど、まだ問題は多く無かったんだ。でもHT直前に馬鹿げた失点をしてしまった。あれで後半の彼らはもっと下がる事ができた。プレーが低調になる時期はいつだってあるけど、そういう時にこそky楽ターを示して試合に勝たないといけない。メンタリティの問題?これはいろいろな要素が関わっている。僕らのプレーが良くなかったのは確か」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/30415-toornstra-zag-barslecht-en-karakterloos-feyen.html

 

 

AS Roma戦へ向けて多少持ち直して希望を持てればと思いきや、さらに悪くなりました。この数試合目に見えてチャンスの数が減ってましたが、カジムへの批判に対して「チャンスを創れなくなった時には考える」と言っていたルテンがこの数週間何の手も打たず、まぁ打てなかった時点で責任を問われても仕方ないですね。

 

マヌがいないので実際どうすべきかは難しいところですが、とにかく前線で誰も機能していないのでそろそろトールンストラの右バイテンも諦めて全面的に組み直さないといけないでしょう。どうせこのままやっても欧州で勝てる訳ありませんし・・・