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終盤のテ・フレーデのゴールで望みを繋ぐ(CL: Besiktas-thuis結果)

水曜夜に行われたCL予選、Besiktas相手のホームゲームはロスタイムにミチェル・テ・フレーデがPKを決めたことで、フェイエノールトはトルコのトップクラブ相手のリターンゲームに向けて望みを持って来週イスタンブールに飛ぶ事ができる。満席のデ・カイプでフェイエノールトスピッツのゴールまでほとんどチャンスが無く、それに対してBesiktasは2得点を決めてフェイエノールトの苦しい立場に追いやられたが、それでもテ・フレーデが最後の最後に1-2としてフェイエノールトに希望を取り戻させた。ハリド・ブラルーズが後半途中出場でフェイエノールトでの公式デビューを果たしている。

 

WKと選手の移籍、多くの怪我人でほとんどフォーメーションを固定できなかったプレシーズンの後に、フレッドルテンがシーズン初の公式戦にどんなスタメンをクムかは大きな疑問だったが、しかし満員のデ・カイプと欧州での成功に飢えたレヒューンによってチームが支えられるのは間違いなかった。

 

サポーターによって勢いづいたフェイエノールトは精力的に試合に入り、Besiktasの熱狂的なファンも黙らせるほど。しかしそれはわずか15分ほどで変わってしまう。それまで全くエルヴィン・ムルデルの守るゴールに迫れていなかったトルコのビジターチームがCKから先制。高額で獲得されたDemba Baをベンチに置いて出場したBesiktasのスピッツ Mustafa Pektemekが完全にフリーになってヘディングを決めた。

 

これによってBesiktasの監督 Slaven Bilic は望んでいたアウエーゴールを試合序盤に手にし、逆にフェイエノールトは良い結果を手にするのがますます難しい仕事に。特にBesiktasが前半残り時間はもう無理をせずリードを守ろうとしたため、フェイエノールトはHTまでほとんどチャンスを作れなかった。Ht直前にジャン・パウル・ボエチウスがTolga Zeninの守るゴールに初めてシュートを放ったが、それも枠を外した。

 

後半 フェイエノールトは再び優勢に試合に入るも、前半同様チャンスを作る事ができず。昨シーズン チームのストロング・ポイントの大部分はサイドにあったが、今日は両サイドからほどんど攻撃が生まれなかった。フェイエノールトトルコ人の守備をコンビネーションでも崩す事ができず、ヘット・レヒューンが攻撃が上手く行くのを待ち続けたのも無駄に。

 

対照的にBesiktasは特にDemba Baの投入によって2点目を狙い初め、それは残り20分でフェイエノールトの不味い守備によって生まれた。ヨリス・マタイセンが中盤でボールを失った後、Kerim Koyunluがムルデルの守るゴールへと突進。彼のシュートは直前に途中出場で入ったブラルーズの足に当たって方向が変わり、ムルデルにはノーチャンスでトルコ人たちが0-2を祝った。

 

リターンゲームに向けてホームでゴールを決めておかねばならないフェイエノールトは終盤にプレッシャーを高める。その結果、ロスタイムに途中出場 エルヴィス・マヌが倒されてPKを獲得。テ・フレーデがボールの後ろに立ち、冷静にシュートを決めた。これによりフェイエノールトを望みを繋いで来週 イスタンブールのOlympisch Stadionに立つ事ができる。

 

Feyenoord – Besiktas 1-2

Scoreverloop:

13’ 0-1 Pektemek

70’ 0-2 Koyunlu

90+4’ 1-2 Te Vrede(strafschop)

 

Scheidsrechter: Banti (Ita)

 

Geel: Verhoek, Boëtius (Feyenoord), Kurtulus, Koyunlu, Motta (Besiktas)

 

Opstellingen

Feyenoord: Mulder; Schaken (61’ Boulahrouz), Van Beek, Mathijsen, Kongolo; Clasie, Immers, Vilhena; Verhoek (65’ Manu), Te Vrede en Boëtius.

Besiktas: Zengin; Kurtulus, Franco, Gülüm, Motta; Koyunlu (89’ Tosun), Uysal, Özyakup (59’ Ba), Hutchinson, Şahan (75’ Köybasi); Pektemek.

 

http://www.feyenoord.nl/feyenoord-1/wedstrijden/feyenoord-besiktas-2014-2015/verslag

 

フレッド・ルテン

「CKからの失点はかなり痛かったし、私も最もガッカリしている。しかし希望はまだある」

 

「失点するまではチームは対等にやれていたし、我々はかなり良いフットボールをしていた。ただ失点する前と後で自信の差が大きい。我々の側の落ち込みが大きすぎた。フェイエノールトには果敢にフットボールをする自信が欠けている」

 

「まだ45分しかプレーしていなかった選手も何人かいたし、我々にはまだリズムがない。期待した結果では無いが、予想外でもない。このレベルではミスは容赦無く罰せられる」

 

「テ・フレーデのゴールによって少なくとも欲しかった得点は得られた。しかしリターンゲームでの我々のチャンスが突然かなり大きくなったというわけではない。ホームでの敗戦は欧州ではかなり困った事」

 

「ああ、私の予想が楽観的だった。しかし選手が去るのは私にはどうしようもない。私は今いる選手に自信を与えていくしかない。それが私のここでの最初の仕事。我々はまだ始まったばかり」

 

「私はこのフェイエノールトが来年もここまで来れると確信している。CLが難しいのは事実。しかし昨年のチームで代表選手が全員揃っていればもっと簡単だっただろう」

 

「私は自分が起用できる全ての選手たちで右バックのポジションにルーベンが最適の選択だと思ったし、彼は私とチームにあのポジションで最も良いフィーリングを与えていた。あまり多くシャッフルするのは私は好きではないし、慣れていないポジションは最低限にしたい。それにCBに左利き二人を並べるのもしたくなかった。ルーベンは実際守備面では前半問題は無かったんだ。しかしその後は低調になっていった」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/rutten-%E2%80%98er-is-altijd-hoop%E2%80%99

http://www.feyenoordpings.nl/nieuws/13237/rutten-met-alle-internationals-erbij-zou-het-wel-eenvoudiger-zijn-.html

http://feyenoord.netwerk.to/nieuws/artikel/32473__.php

 

ヨルディ・クラーシ

「実際僕らは全くチャンスを作れていなかった。特にこういう試合はディテールできまるものというのが見えた。失点の仕方を見ればCKでの約束事は全く守られなかったと言えるし、ああいう失点をすればとても苦しくなる。個人のミスで負けた試合」

 

「僕らはこの試合からとても多くを学べるはず。特に彼らの全くチャンスを与えないやり方だ」

 

「新しい選手がCLに間に合わなかったのは残念。僕はここでもう4年目だし、より高いレベルでやりたい。CLに届かないなら、その次はELが重要」

 

レクス・インマルス

「これは僕がフェイエノールトで欧州戦をプレーする3年目だけど、毎回アンラッキーな失点をしている。今日も2失点とも方向が変わってネットを揺らしたし、僕らに運がなかった。」

 

「僕らのスタートはかなり良かったし、アグレッシブに前へとプレーでしていた。残念な形ですぐに0-1にされてしまい、あの失点で僕らの自信が消えてしまった。ビハインドは僕らにとって簡単にはならないし、特に良い選手が何人も去った後だからね。チームとして探り探りになってしまうのは当然」

 

「後半は自分たちのサポーターに向けてのプレーになるし、相手のDF陣にプレッシャーを掛けようとした。残念ながら1回のミスで2点目を与えてしまった。とてもつらいけど、このレベルではああいうのは付きもの。こういう試合はWKのレベルに近いものがある、それは終了後にヨルディにも言った。ハーフチャンスが差を作ってしまう。それが今夜もハッキリした」

 

「来週Besiktasは自分たちのサポーターから熱狂的な声援を受けるだろうし、僕らはそこで少なくとも2得点が必要。だからもっとリスクを負わなければいけない。このレベルではそれは間違いなく致命的。でも一方で僕らはチャンスがある限りそれを目指してやらないといけない」

 

http://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/immers-ongelukkige-avond

 

ヨリス・マタイセン

「2失点とも僕の責任。許されないミスを重ねてしまった」

「僕らは試合をコントロールしているように思えたけど、こういう良いチームは常に危険。彼らは3回のチャンスで2得点した。オランダのエールディヴィジと比較しても非常に強いチームだ。僕らが好きなプレーはしないかもしれないけど、とても負けにくい。オランダの僕らはこのレベルを過小評価している」

 

http://www.fr12.nl/nieuws/27185-mathijsen-ik-ben-verantwoordelijk-voor-degene.html

 

ジャン・パウル・ボエチウス

「僕らが来週持って行けるかすかな望みがある。今は頭を空っぽにしてこの失望を忘れ、もう一度水曜日に目を向けるべき」

 

「毎シーズンみんな0からのスタートだし、チームとしてみんなでそれに対処していくしかない。今日はみんなバラバラにならなかったのがポジティヴな点」

 

ルーベン・スハーケン

「僕らの状況はみんな知っている。多くの選手が去った。僕らは1年間戦って欧州戦のシーズンを迎えたのに、全く出来上がっていないセレクションでスタートした。これは非常にフラストレーションを感じるし、とても悲しくなる。何かすべきだし、選手の獲得もあるかもしれないけど、おそらく僕らが敗退してからになるだろう。移籍市場での動きがもっと早く予想されるべきだったのに、残念ながらそうはならなかった。僕らはクラブ運営陣を信じるべきだし、彼らは良い仕事をしてクラブを健全にした。財政面は良くなっている。でも僕ら選手としてはスポーツ面に目を向けたい。僕らは良い仕事をしたいし、CL予選に進むために一生懸命やってきたんだ。だから言ったように不完全なセレクションでやらなければならないのはとても残念」

 

「僕は雇われている身だし、プロフェッショナルとしてやるしかない。監督には自分は右バイテンと言われているし、自分でもそれはわかっている。でも誰かがこの役目をしなくちゃ行けないなら、監督はベテランを選ぶだろう」

 

http://www.fcupdate.nl/voetbalnieuws/259748/

 

 

蓋を開けてみたらやっぱりいつものパターン。特に今回はほとんどまともなチャンスを作れなかったので、攻撃面の迫力不足はこのレベルではさすがに隠しようがない感じです。まぁ誰もいない右バックに結局スハーケンを起用して右バイテンをフェルフークがやってるくらいですからね~ 来週はマヌがスタメンで出れるのを期待しましょう。相手がホームでどういうプレーをしてくるのかわかりませんが、全く別の試合になるなら、それはそれでやりようがあるかもしれない、ともう駄目もとでやってみるしかないですからね・・・

 

JPボエチウスやトニーが違いを作れなければこんな感じの試合になるのは予想通りとして、問題はミチェルとレクスで、特にミチェルはターゲットマンとしてポストプレーが今日はほとんどできてなかったので、ちょ~っと頭が痛くなります。

 

明かり材料としてはスフェンがこのレベルでも十二分にやれるというのがわかった事で、このレベルを維持できるならステファンを早々に忘れさせてくれそうですが、右バックをさっさと獲らないとサイドでシーズンを送るハメになる悪寒も・・・

 

スハーケンの不満はまぁわかりますが、フェイエノールトの現状を考えればそんな贅沢も言ってられず、正直欧州戦本大会に進めたらかなりの幸運というのが現実。で、バサチコグルの獲得間近というのは良いニュースですが、どう見ても必要な2番と、できれば10番9番も欲しいけれどどう考えてもそんなには獲れないでしょうねぇ