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10人のフェイエノールト、ブレダで引き分けに甘んじる

日曜午後に行われたエールディヴィジ第16節、フェイエノールトNACブレダとのアウエーゲームで2-2の引き分けに終わった。グラツィアーノ・ペッレとレクス・インマルスのゴールで2回リードを奪ったが、2回ともすぐに追いつかれてしまった。試合終了ジニは両チームとも10人に。フェイエノールトは30分にダリル・ヤンマートがレッドカードを受け、NACは終盤にエリック・ボテギンがピッチを後に。セク・シセは2ヶ月ぶりにトップチーム復帰出場を果たした。

 

ロナルド・クーマンとトニー・フィリェナの契約延長、そしてエルヴィン・ムルデルとセク・シセの復帰でデ・カイプからはポジティヴな声だけが聞こえていたこの1週間。フェイエノールトは間違いなく良いフィーリングでブレダへのバスに乗り込めたはず。フェイエノールトにとっての素晴らしい1週間はNAC相手に3ptsを奪ってこそ本当に価値あるものとなると、クーマンも試合前に強調していた。

 

しかしあらゆる良い展望とは逆に、HTにロッカールームに戻る選手たちの顔は良い表情にはほど遠かった。早々のリードをすぐに追いつかれてしまっただけではなく、30分にはそれ以降を10人で戦わなければならない事態に。ヤンマートが1分間に立て続けに2回のファールを犯し、そのどちらにもイエローカードが出て退場に。

 

その直前にはNACブレダにCKからライクスのヘディングを決められ、ペッレのゴールで得たリードも消滅。フェルフークの強烈なシュートがDFに当たったリバウンドをペッレが押し込み、早々にリードを奪ったフェイエノールトだったが、それにも関わらず試合をコントロールすることに失敗。この数週間やれていた力強いポジションプレーも見せる事ができなかった。次第に自陣に押し込まれてしまったチームが前半半ばに追いつかれたのも驚きではなかっただろう。

 

10人になったものの決して守備面の大きなトラブルは無くHTに入れたフェイエノールトだったが、試合の残り半分がハードなものになるのは明確だった。前半ほぼ終始優勢だったNACはHT明けからリードを奪いに攻勢をかけ、まずはヨルディ・バイスがバーを直撃、さらにコスタス・ランプルーがマッツ・スーンチェスのシュートを抑えて難を逃れた。

 

一人少ないものの、次第にホームチームのプレッシャーを脱してフットボールをし始めたフェイエノールト。数回の攻撃が失敗に終わった後、クラーシのパスからペッレがテン・ラウウェラールと1対に。ボテギンがやむを得ず引き倒して2枚目のイエローカードで退場に。インマルスが冷静にPKを決め、フェイエノールトが突然リードを奪った。

 

しかし0-1の時と同様にこのリードも長く続かず。僅か1分後にCKからグデルイェがヘディングを決めて同点。ここから残り15分は10人対10人で起伏の激しいファイティング・フットボールに。両チームとも勝利を目指したが、結局勝負は付かず。

 

NAC Breda – Feyenoord 2-2

Scoreverloop:

6’ 0-1 Pellè

23’ 1-1 Luijckx

74’ 1-2 Immers (strafschop)

76’ 2-2 Gudelj

 

Scheidsrechter: Gözübüyük

 

Geel: Van der Weg (NAC Breda)

 

Rood: Botteghin (2x geel, NAC Breda), Janmaat (2x geel, Feyenoord)

 

Opstellingen:

NAC Breda: Ten Rouwelaar; Van der Weg (46’ Seuntjens), Botteghin, Luijckx, Looms; Buijs, Gilissen (68’ Schalk) , Gudelj; Hooi (81’ Leugers), Lurling en Verbeek.

Feyenoord: Lamprou; Janmaat, De Vrij, Martins Indi, Nelom; Clasie (79’ Cissé), Immers, Vilhena; Verhoek (33’ Elabdellaoui) , Pellè en Schaken.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20121209_verslag_nac

 

 

ロナルド・クーマン

「この結果は受け入れられる。間違いなくNACは我々よりも勝利に相応しかっただろう。我々は自分たちの普段のレベルに達していなかった。早々にリードを奪った後は簡単にやれると思ってしまった。そこからNACを試合に入らせてしまい、相手のアグレッシブさに負けて苦しくなった」

 

「1-2にして、もう問題は無いと思った。10人でもほとんどチャンスは与えていなかったからね。一人少なくなった時の状況もトレーニングしていたお陰だろう。NACは優勢ではあったが、我々もチャンスを作れる瞬間が来るのは分かっていた」

 

「この数週間セットプレーの守備は上手く対応できていたが、残念ながら今日は失敗した。彼らのCKの活かし方を見れば、強さといいゴールへの近さといいクオリティがあるのは確か」

 

「昨シーズンは11月12月はほとんど全ての試合に勝ったが、ユトレヒトとのアウエーゲームで2-2だった。我々がウィンターストップまでの最後のホームゲーム2試合に勝てれば昨シーズンに並ぶということ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20121209_nac_reactie_koeman

 

ステファン・デ・フライ

「ここで1pt止まりなのは残念。またセットプレーから2失点してしまった。2点目は僕の責任。どうしてこれだけセットプレーから失点するのか説明するのは難しい。十分注意しているけど、もっとしないといけない」

「ピッチは弁解にはならない。苦しんでいたのはお互い様だからね」

 

ヨルディ・クラーシ

「僕らは10人でも非常にコンパクトで、しっかり組織を作れていた。彼らのチャンスはクロスバーを叩いた1回だけで、僕らはほとんとチャンスを与えていなかったし、出れる時は前へ出れていた」

 

「早々に先制した後に雑になって多くの競り合いに負けた。CKからの2失点も自分たちを責めなければいけない。この数週間セットプレーの守備はしっかりやれていたんだから」

 

「他の会場での結果を考えても、今日は良い結果を出せたはず。何より僕らはここまで連勝したしね。でも一方であまりこの結果を引きずつべきじゃない。ウィンターストップ前の重要なホームゲーム2試合が残っている」

 

ダリル・ヤンマート

「1回目のカードは僕は全く相手に触ってない。カードはあり得ないよ。2回目のカードは僕の状況判断ミス。急に背後から相手が現れて手を出してしまった。愚かな行為だった。次のADO戦は僕の古巣相手だし、このレッドカードは余計に辛い」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20121209_reactie_clasie_nac

 

 

まぁ確かにピッチは酷かったですが、出だし問題なく主導権を取って軽々先制した後のgdgdは何なのかと・・・。ルールリング、フェルベークにかき回され、中盤も相手の動きにほとんど付いていけず、延々と押し込まれ、失点は別にしてもファールが嵩んでまたゲズブユクの笛で退場という・・・。ダリルはヘーレンフェーン時代も時にああちうプレーがありましたが、そろそろ成長しないといけませんね、一応代表選手ですし。

 

で、またしてもセットプレーから2失点。マンツーマンからゾーンに変えてなんとなく上手く行っていたと思いきや、やはり相手のセットプレーかがあまり上手くなかっただけか、ちょっと良いキックで強引に体入れられると全く競り合えず。特にゴール前のゾーンで待ち構えるやり方だと、後方から走り込んでくる相手になかなか競り合えませんね。次回はどうするやら。

 

今日は本当に良いところがなく、10人になって以降は延々絶望的な展開。後半まさかの勝ち越しゴールもあっという間に追いつかれてやっぱりドロー。待望のセク復帰も、ほとんど前で絡めず。終盤3バックにして賭けに出るという選択肢はやはり負けてる状況でないと無かったようで、まぁこれは仕方ないですね。

 

ウィンターストップまで残り試合全勝の野望は潰え、フィテッセがコケたので勝っておけば上との差を詰められるチャンスだっただけに非常にガッカリではありますが、やはりたまにはこういう試合があるのも仕方なし。ホームで2連勝してウィンターストップへ入りましょう。