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さらば ディルク

ディルク・カイトが選手としてフェイエノールトに戻って来る可能性はもはやない。常々フェイエノールトでの引退を望むコメントを出していたカイトだがクラブからのオファーを受け入れずに結局トルコのトップクラブ フェネルバフチェと3年契約でサイン。この契約が終わる時には34歳になっており、カイトからすれば引退のラストイヤーをロッテルダムで過ごすには最高のタイミングかもしれないが、フェイエノールトにとってはもはや構想に入らないだろう。

 

よりによってのフェネルバフチェ行きはフェイエノールト・サポーターから「純粋に金銭面で選んだもの」と見られており、「ディルクでさえお金がクラブ愛に優った」と大きな失望感に包まれている。フェイエノールトフェネルバフチェはCL予選第3ラウンドで当たる可能性があるため、カイトはこの対戦が避けられることを望んでいるが、フェイエノールト・サポーターの希望はむしろその逆であり、自分たちの手でカイトをCLから追い出すことだ。

 

ディルク・カイトがロッテルダムのヒーローであり、大きな敬意を払われる対象であるのは変わらないが、もはやレヒューンから無条件の愛情を受けられる存在ではなくなった。カイトが怖れているのはデ・カイプでレヒューンからのブーイングを受ける事に他ならない。