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フェルナンデス、デン・ハーグでフェイエノールトを勝利に導く

日曜昼に行われたエールディヴィジ第31節、フェイエノールトはアウエーでADO デン・ハーグに苦戦するも1-2で勝利。3ptsを得てエールディヴィジ上位に留まった。ロナルド・クーマンのチームはこれで8試合無敗。ゴールは全て後半。HT明け1分もしない内にルーベン・スハーケンが先制ゴールを奪い、終了20分前には病欠のギオン・フェルナンデスが2点目。ジョン・グイデッティの代わりにスピッツでプレーしたフェルナンデスは1ゴール1アシストでチームに大きな価値を示した。試合終了直前にはホームチームのレクス・インマルスがPKでゴール。カリム・エル・アマーディがこの試合イエローカードを受けたため、次節ホームでのAZ戦出場停止。

 

前半のチャンス数のオッズはキオセーラ・スタディオンの両チームの力の違いを正確に表していたと言えるだろう。ADO デン・ハーグが得たチャンスはレクス・インマルスのたった1回だけで、フェイエノールトにはHTまで先制するために少なくとも6回の良いチャンスがあった。しかしフィニッシュが雑なチームはピッチ上の力の違いをスコアに反映させることができない。

 

前半のフェイエノールトで最も重要な存在はヨルディ・クラーシであり、素晴らしいスルーパスとセットプレーで大きなチャンスの起点になっていた。15分にはオトマン・バッカルへライン裏へのパスを送ったが、伸ばしたつま先が届かず、ボールは飛び出したGK ジノ・コウティーニョの体に止められてしまった。さらに5分後にはペナルティ・エリア内のギオン・フェルナンデスへパスを送ったが、3人のDFに囲まれてシュートを打てず。

 

前半ADOが徐々に雑になっていくにつれて、フェイエノールトホームチームのゴールに迫っていった。HT10分前にはバッカルが先制ゴールを決めるかに思えたが、フェルナンデスからのファーポストへのボールをヘディングで狙うもポストを直撃。

 

前半チャンスを逃し続けたフェイエノールトだが、後半は最初のベストチャンスを決める。これはADOのGK コウティーニョに感謝すべきだろう。左サイドからのフェルナンデスの低い強烈なクロスをコウティーニョが止めることができず、ルーベン・スハーケンはこぼれたボールを押し込むだけだった。

 

試合終了20分前、ADOがより主導権を取ろうとした時間帯にフェイエノールトは試合をほぼ決める2点目。バッカルの素晴らしいパスでスペースを大きな突いたフェルナンデスがしっかりと自身の古巣のゴールにシュート。

 

終了直前にはセク・シセがフェイエノールトの勝利をさらに確定づけられる大チャンス。だがフェルナンデスからのラストパスにあわせたシュートはバーの上に飛んでしまった。

 

1分後ADO デン・ハーグがレクス・インマルスのPKで試合に戻ったことで、このシセのミスが高く付いてしまった。後半を45分間を通してほとんどゴールへ近づけなかったホームチームだが、終盤のキオセーラ・スタディオンは緊張感が残る展開に。試合全体で見れば圧倒的優勢だったフェイエノールトだが、ホットした気持ちで試合終了の笛を聞く事になった。

 

ADO Den Haag – Feyenoord 1-2

Scoreverloop:

46’ 0-1 Schaken

71’ 0-2 Fernandez

89’ 1-2 Immers (strafschop)

 

Scheidsrechter: Vink

 

Geel: Martins Indi, El Ahmadi (Feyenoord)

 

Opstellingen:

ADO Den Haag: Coutinho; Ammi, N’Toko (46’ Radosavljevic), Horvath, Supusepa; Toornstra, Visser, Immers; Chery (67’ Van Duinen), Smolarek (61’ Elbers) en Vicento.

Feyenoord: Mulder; Leerdam, De Vrij, Vlaar, Martins Indi (73’ Nelom); Clasie, Bakkal, El Ahmadi; Schaken, Fernandez en Cissé.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120422_verslag_ado

 

ロナルド・クーマン

「我々は今シーズン大きく成長した。とても嬉しいよ。今日の我々のプレーは素晴らしかった。序盤はADOが良かったが、その後は我々が落ち着いてボールを回し、前へ前へと迫っていた。後半開始直後に先制できたのももちろん良かった。その後はADOに危険なシーンを作られることはほとんどなかった」

 

「今日は前半で大量リードを付けておくべきだった。我々の方が遙かに良かったのは明らか。0-2の時点で緊張感が抜けてしまった。唐突に1-2にされて最後の数分はヒヤヒヤだったが、終盤の我々も良いプレーをしていたし、選手たちは2位争いのプレッシャーに耐えられることを見せてくれた」

 

ギオンのプレーはとても良かった。彼がジョンの代わりをしっかりやってくれたのはこれが今シーズン初めてではない。だからジョンがプレーできないと分かってもパニックにはならないよ」

 

「2位争いに十分残れているし、次はライバルを直接叩かないといけない。AZ戦への準備はできている。我々がここ8試合で3失点で多くのチャンスを作っているのを見れば、我々がシーズン最後まで2位を争えないとは思わない。これはファンタスティックなこと。シーズン最初には誰も予想していなかっただろう。私もだよ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120422_ado_koeman

 

ロン・フラール

「もっと早く試合を決めるべきだったけど、僕らは勝利に相応しかったと思う。これはとても重要な勝利だ。僕らはここで何年も苦戦していたけど、今日の彼らは相手にはならなかった」

 

ギオン・フェルナンデス

「またゴールで名前を呼んで貰えたのは良いね。でもチームのために重要な働きができたのが特に嬉しい。出場停止から戻って終盤戦チームのために貢献できた。今日は僕にとってとても特別な試合になったよ。自分がやれること、価値があることを見せられた古巣相手にゴールできたのももちろん嬉しい」

 

「僕らがあと3つ勝って2位で終わりたいのは周知の事実。シーズン最初には僕らがここまでやるなんて誰も予想していなかっただろう」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120422_ado_fern

 

 

まぁ普通にやればこれくらいの力の差はあるよね~という展開ながらバッカルとかバッカルとかバッカルとかがチャンスを逃し続けた前半。困ったもんです。ADOにはほとんど何もさせず、普通に決めていれば5,6点は取れていた試合でした。クムがいなかったのもありますがギオンはなかなか良かったですね。

 

クラーシがシーズン終盤また調子を上げてきているのが頼もしいです。いい感じでAZとの大一番に臨めるはずが、エル・アマーディが余計なイエローカード・・・。頭が痛くなります。モコチョで代わりにならないのは実証済み。トニーの引き留めをKNVBに打診してますがどうなることやら。