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NAC相手に問題なく勝利

土曜夜に行われたエールディヴィジ第28節、フェイエノールトはNAC ブレダ相手に大きな問題は無く勝利を収めた。ロナルド・クーマンのチームは75周年のデ・カイプで前半素晴らしいプレーを見せ、立ち上がりにオトマン・バッカルのゴールで先制。オメル・バイラムに同点ゴールを許したが、ルーベン・スハーケンとセク・シセで3-1としてHTまでに勝負を決めた。この勝利によってクーマンが3月半ばに目標にしていたFC トゥエンテ戦、デ・フラーフスハップ戦、NAC戦の3連勝を達成。フェイエノールトはいまだエールディヴィジの上位に留まっている。後半にカリム・エル・アマーディがハムストリングの違和感で途中交代した。

 

デ・カイプ75周年を試合直前まで祝っていたレヒューン大きな歌声をエネルギーに、フェイエノールトは非常に力強いスタート。NACを完全に圧倒し、2分も経たない内に素晴らしい攻撃からケルフィン・レールダムのパスを受けたオトマン・バッカルがネットを揺らしたのも驚きではなかった。

 

しかし狙い通りの早々のゴールを決めたフェイエノールトは、先制したことですぐにNACゴールへの嵐のような攻撃を鎮めてしまう。そのお陰でブレダからきたチームに次第に攻撃の機会を与えてしまい、前半半ばに同点にまでさせてしまったのはフェイエノールト自身の責任と言えるだろう。下がりすぎたチームはオメル・バイラムにあまりにも大きなスペースを与え、ペナルティ・エリア外から低い弾道のシュートはポスト内側を叩いてゴール内へ決まり、1-1となった。

 

先週のデ・フラーフスハップ戦でもパニックにならずにプレーを続けられたフェイエノールトは、NAC相手の突然の失点にも冷静さを失わなず、逆にこの同点ゴールでペースを取り戻すと結果としてHTまでにビジターチームとの点差を広げることに成功する。

 

その後の2ゴールはどちらもスピードある攻撃から生まれた。30分過ぎにカリム・エル・アマーディのラストパスをルーベン・スハーケンが決め、前半終了直前にはジェルソン・カブラルに替わってスタメン出場したセク・シセがジョン・グイデッティからのカウンターを締めくくる3試合連続ゴール。ボールを持って駆け上がったスピッツからのパスを強烈に叩き込んだ。

 

安心のリードを持って後半に入ったフェイエノールトだが、その後の45分はゴールを狙うにはあまりにも雑すぎるプレー。だがNACにも同じことが言え、結局フェイエノールトは大きな問題なく勝利を収めてエールディヴィジ上位に留まった。

 

Feyenoord – NAC Breda 3-1

Scoreverloop:

2’ 1-0 Bakkal

19’ 1-1 Bayram

31’ 2-1 Schaken

43’ 3-1 Cissé

 

Scheidsrechter: Nijhuis

 

Geel: -

 

Opstellingen:

Feyenoord: Mulder; Leerdam, De Vrij, Vlaar, Martins Indi; Clasie, Bakkal, El Ahmadi (77’ Vilhena); Schaken (67’ Cabral), Guidetti en Cissé (83’ Nelom).

NAC Breda: Ten Rouwelaar; Koenders, Botteghin, Buijs, El Akchaoui; Gilissen (76’ Sarpong), Bonevacia (62’ Gudelj), Schilder; Bayram (69’ Schalk), Kolk en Lurling.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120331_wedstrijdverslag_nac

 

ロナルド・クーマン

「スタートは良かったし、2分でバッカルがファンタスティックなゴールを決めた。NACはテンポを作るのに苦労し、我々を自由に走らせていたのに、我々は彼らをさらに傷つけてリードを広げるのに失敗してしまった。我々が下がってしまったことでピッチが広くなりすぎて彼らをゲームに戻してしまったんだ。これはチームを責めなければならない。ホームゲームでリードを守れなかったのも初めてではないからね」

 

「なぜバッカルのスーパーゴールの後にすぐ落ちてしまったじゃは説明不可能。あっという間のリードに喜びすぎたのかもしれない。NACのDF陣はかなり脆いのに、それをあまり突けなかった。特に後半はほとんど何も見せられなかった。コンパクトにスペースを小さく保ちつつ、適切なタイミングで前に出る狙いだった。そのチャンスはあったのに、我々に冷静さが無くスペースを利用できなかった。3-1で十分良い結果と言うのは簡単。しかし3-2にされてもそう言えただろうか。後半の我々はちょっと疲れていてフレッシュさが無かったように思える。だが一方で我々はほとんどチャンスを与えなかったし、相応しい勝利だった。ハイテンポの時の我々はかなり良いプレーをしている。そういう時間をもっと長く、もっと頻繁にしないといけない」

 

「ジョンがスコアリングポジションにさえ入れなかったのはチームと言うより彼自身の問題。ジョンは一つか二つアシストをしたと思うが、彼は自分自身の試合に必死すぎる。スペースを得るためにもっと動かないといけない。彼のクオリティがあれば、この試合でもっと決められたはず」

 

エル・アマーディについて

「彼はアフリカ・カップにも参加していたのを忘れてはいけない。ただ疲労が見えたのもは彼だけではなく、特に後半は多くの選手がフレッシュさが無かった。我々には平日の試合は無いのだから奇妙なこと。おそらく我々のプレースタイルがかなりのパワーを消費するためだろう。少なくとも、今日はリードしているにも関わらず、我々はパワーを消耗しすぎるプレーをしていたと言える」

 

月曜の軍隊式トレーニングについては

「月曜にまだ疲れているか見てからにしようかなw」

 

「我々が勝ち続けている限りは、ティートル・レースに参加し続けられる。それは間違いない」

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120331_reactie_koeman

 

ロン・フラール

「再び僕らに効率性があるところを見せられた。後半はあまりにも多くボールを失ってかなり不味いプレーだった。スペースも多く与えて戻りすぎてしまったけれど、NACに危険なシーンはほとんど作らせなかった。もっと良くしないといけないけれど、また3pts取れた。相応しい勝利だ」

 

 

デ・カイプ75周年のムードをカンピューンスハップへ最大限に利用する、という狙いは失敗に終わったモノの、3pts獲ってティートル・レースを続けることには成功。まぁ最後まで本命は無理かな・・・

スタートは本当に素晴らしかったです。完璧な形で先制点も決めてあのまま2点、3点と取っていれば大きなフェストにになっていたでしょうに、なぜかトーンダウンして反撃を喰らう展開。特に中盤で競り負けることが多かったですね。3人ともあまり良い出来では無い日でした。うーん。

 

まぁ終盤戦にセクが戻って来てくれたのは本当に大きい。お願いだからもう怪我しないでね・・・。

 

来週末はベーカーフィナーレでお休み、次節は明けて水曜にケルクラーデでローダ戦です。とにかくあと6つ、勝ち続ければきっとコールシンゲル!