Mijn Feyenoord

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ドゥーティンヘムで快勝

日曜午後に行われたエールディヴィジ第27節、フェイエノールトはデ・フラーフスハップに0-3で快勝。土曜にFC トゥエンテが勝ち点を落とし、その後行われたアヤックスPSVの試合でPSVが敗れたことでエールディヴィジ上位との差をさらに詰めることに成功した。最下位相手にはフェイエノールトは遙かに力強かったが、ゴールを奪ったのはようやく残り20分から。ジョン・グイデッティ、ルーベン・スハーケン、セク・シセがそれぞれ1ゴールずつ決めて勝利をもたらした。

 

デ・ファイフェルベルフで前半から圧倒的優勢に立ったフェイエノールト。特に最初の15分間で数回のチャンスを創り出したが、先制点には繋がらず。前半最後にもカリム・エル・アマーディがゴールに近づいたが、デ・フラーフスハップのGK イヴス・デ・ヴィンテルが最後にこのMFの攻撃をストップ。最下位チームとの実力差はスコアに反映されることなく、フェイエノールトは満足してHTに入る事はできなかった。

 

クーマンはHTにジェルソン・カブラルに替えてセク・シセを投入。このコートジボワール人は後半キックオフ20秒で即大きなチャンスを得たが、シュートはDFの足にブロックされる。だがフェイエノールトは先制点を狙い続け、ホームチームの厚みを増す守備に対して辛抱強くチャンスを作り続けると、ようやくそれが報われたのは残り20分になってから。キャプテン ロン・フラールが前線のグイデッティへライン裏へのパスを届けると、このスウェーデン人はデ・ヴィンテルに1度は止められるもこぼれ球を拾ってようやく先制。

 

この時間帯フェイエノールトも自陣ゴール前で2回危ういシーンを迎えていたが、力強いプレーをしていたステファン・デ・フライがソフィアン・エル・ハスナウィのシュートをゴールライン上でクリア。そして先制から間もなくして試合を決める2点目が生まれる。カウンターからシセのパスを受けたエル・アマーディはデ・ヴィンテルに止められるも、リバウンドをスハーケンがぬかりなく決めて0-2。

 

この午後の最後は先週のトゥエンテ戦でも途中出場で試合を決めたシセが再びネットを揺らして0-3とした。

 

De Graafschap – Feyenoord 0-3

Scoreverloop:

71’ 0-1 Guidetti

77’ 0-2 Schaken

90’ 0-3 Cissé

 

Scheidsrechter: Kuipers

Geel: Schaken (Feyenoord)

 

Opstellingen:

De Graafschap: De Winter; Nalbantoglu, Saeijs (86’ Sreckovic), J. Jansen, Fränkel; Vermouth (60’ A. Jansen), Kaak, El Hassnaoui, Breinburg (74’ Calvete); Poepon en De Leeuw.

Feyenoord: Mulder; Leerdam, De Vrij, Vlaar, Martins Indi (85’ Nelom); El Ahmadi, Clasie, Bakkal; Cabral (46’ Cissé), Guidetti (85’ Achahbar) en Schaken.

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120323_gra_verslag

 

ロナルド・クーマン

「再びカンピューン候補になった?さぁ、それはどうかなw 我々はAZとのホームゲームを残しているし、他の候補もお互いにまだ勝ち点を落とすだろう。フェイエノールトのサポーターはこの数年十分苦しんだし、誇り、お祭り騒ぎをしてもらいたい。私はまだ地に足をつけてやっていく。残りの7試合で最大限の結果を出さなければならない。我々は上を見ていくし、少なくともELへ直接行ける権利は獲りたい。つまり最低でも4位だ」

 

「今日はやるべきことをやれた。スペースが小さくなるのは前々から分かっていたこと。もっと良いプレーはできただろうが、我々は辛抱強くやり続けた。決めるべき時に決められたのは選手たちのクラッセ。格下相手にしっかり勝てたのは我々のチームとしての成長を示している」

 

カブラルの交代について

「ジェルソンが特にボールを持った時に特別なクオリティを持っているのは確かだが、彼は特に我々のカウンターでほとんど力を出せていなかった。こういうこともある。プレーする姿勢が悪くて交代させたわけではない」

 

「セクはついにスーパーフィットしたね。生気が漲っているよ。ベンチに彼のような強力な選手がいるのは今の我々の強み。我々のセレクション内の差はかなり小さいから、試合中に疑問があればすぐに替えられる」

 

グイデッティの交代について

「彼は終盤、サイドラインで奇妙な行動をしていた。トレーニングでも時々ああいうことをして、その時は私も笑っていられたが、リーグ戦ではとても笑えない。相手をけなす行為はまったく必要ない。交代させることで彼にもうああいうことをしないようにハッキリ伝えたんだ。グイデッティは観客からの拍手を受けさせるための交代では無かったことを理解していたと思う」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120325_gra_koeman

 

ロン・フラール

「僕らは良いプレーではなかったけれど、それでも試合をオープンにするチャンスはあった。それをずっと決められなかっただけ。でも結局0-3で終われれば満足するしかないよ」

 

「上位に残るために3pts取れたのはとても大きい。リーグ戦の最後まで上に残っていないと。カンピューンスハップもまだ可能性はある。残り7試合、どうなるかは誰にも分からないよ・・・。全試合勝つつもりだし、その時どうなっているか見てみよう」

 

ジョン・グイデッティ

「3試合ゴール無しというのは気にしてなかった。例えばトゥエンテ戦ではチームにとって重要な働きができたと思うしね。それに今日はもう1点決めなくちゃいけなかった」

 

「多くのチームが苦労して勝ち点をとしている。僕らは勝ったし、とても嬉しい。守備的な相手にフットボールをするのはいつも難しいけど、僕らは良いプレーをしたと思う。僕らがどこまで行けるか見てみたいね。とにかく今日の勝利は大きいよ」

 

「シティからは何も聞いてないよ。僕はフェイエノールトでなるべく良い形でシーズンを終えることしか考えていない。その後でどうなるか見てみよう。僕はまだ若いし、学ばなければならないこともまだまだ多い。とにかく今日は3試合ぶりに得点出来て嬉しい。自分を疑ったことはない。得点できることもあれば得点できないこともある。スピッツの人生はそういうもの」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20120325_gra_guidetti

 

 

予想よりはサイドにスペースがあったのですが、なかなか思うように使えず予想通り苦戦・・・。前半で1点か2点は取れたし、後半も残り20分までには2点くらい取れたかなぁ。90分通しても0-5か0-6くらいにできたような気がしますが、ドゥーティンヘムへ0-3ならまぁ良い結果です。あのピッチはなんとかならないんでしょうかね、しかし。

 

トニーがO/17オランイェでさらに株を上げている一方、バッカルがチャンスを外しまくったのはマイナスですね。エル・アマーディが積極的に飛び出しを狙っているので、一つ二つ決まって味をしめてくれればいよいよ大成しそうな気がするのになぜか決まらない・・・困ったもんです。

 

DFラインは相手の2トップにあわせてネロムをベンチに置いての3バック。この3人が並ぶとさすがに安定感があります。エルヴィンの意味不明のミスはイレギュラーかなぁ。勘弁して欲しいですね。

 

カブラルがパッとしないのは確か、セクがついにフィットしたので入れ替えて全く問題無いですが、我慢しながら使い続けて育てるのもアリ。プレッシャーで潰されないように大事に育てたい感じです。スハーケンも決して良くないんだけど、なんだかんだで1ゴール1アシスト。まぁセクがフィットしたのは大きいです。いつまで続くのか分かりませんが、せめてAZ戦まではもってね。

 

で、PSVとも勝ち点で並んで3位トゥエンテとも1pt差。良くを言えば020より上で終わりたいし、そりゃコールシンゲルが一番。まぁとにかく残り7試合全部勝つのが目標です。というわけで来週はデ・カイプに戻って土曜にNAC戦。ブカーリさんが戻ってますがアウエーではそんな怖くない相手。デ・カイプはかなり盛り上がってくるはずなので良い内容で弾みを付けたい。