Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

ファン・ハネヘム 「最高のフェイエノールダーはクラーシだ」

フェイエノールトアヤックスを倒せるほど自分たちのベストのプレーができていなかった。それがデ・カイプでの試合後の感想だ。どうしてこうなったのか?それはアヤックスフェイエノールトの試合がいまも特別なものだからだだろう。

 

フェイエノールト側からすれば昨日は楽しかったし、素晴らしい勝利なのは間違いない。だがそれが必ずしも相応しいものだっかというと、そうでもない。この勝利は数人の選手によってもたらされ、守られたのが事実。私はムルデルは優秀なGKだし前半チームを救い続けたと思うが、終盤には全く不必要なミスでアヤックスを試合に戻してしまった。愚かだったが、フェイエノールトにとってはムルデルがこれから十分注意してゆくために良かっただろう。

 

ロン・フラールも力強いプレーをしていた。守備面のミスは無く、組み立てもしっかりしていた。全てのロングボールが届いていたし、クラッセだったと思う。

 

グイデッティについては我々はもう賞讃する他ない。この若者はフェノメーンであり、フェイエノールトが持つ最高の宝だ。だがその欠くことができないという性質は、大きな不都合でもあるだろう。フェイエノールトはこれから彼のいない状態でのプレーをしっかり用意していかなければならない。

 

だが私から見て最高のフェイエノールダーはグイデッティではなく、ヨルディ・クラーシだ。今までもとても素晴らしいフットボール選手と思っていたが、大きな選手たちの中に隠れてしまっていた。彼はもっともっとできるんだ。彼のプレーを読む目はフェノメナール。何人もの選手たちの間を縫って対角線上に走り込んだモコチョへ合わせた25mのパス。あれこそ彼の才能を示している。新生フェイエノールトクラーシのような選手をベースにこそ作り上げることできる。

 

前半のフェイエノールトはプレーに何度もぎこちないところが見えていた。チームとして彼らは間違いなくもっと良いプレーをしてきたんだ。だが先週のアウエーVVV戦でそれまでの私の歓びが萎えていくのも止められなかった。ああいう試合で彼らは勝つことを学ばなければならない。

 

フェイエノールトにはこの4-2の歓びにいつまでも浸っていないことを期待している。見ていて嬉しくなる結果だが、そうしていては全く話が変わってしまう。フェイエノールトにはあらゆる歓びを心から得て欲しいが、1日後には全てを忘れて改善を続けなければならない。それができればタイトルレースにも割って入れるかもしれない。まだあらゆる可能性があるんだ。

 

(Willem van Hanegem)

http://www.ad.nl/ad/nl/5619/Feyenoord/article/detail/3144221/2012/01/30/Ajax-ga-ik-zo-langzamerhand-een-beetje-sneu-vinden.dhtml