オランダ代表にとって金曜の夜のスイスとの親善試合は残念な結果に終わった。アムステルダム･アレナでオランイェがゴールを決める事ができず、スコアレスドローに。オランイェ･サイドで最も目立っていたのは1年ぶりにオランダのピッチでプレーしたライアン･バベルだった。
EKに参加しないスイスを相手に、金曜夜のオランダ代表は普段とは違ったスタメンに。ボンズコーチ ベルト･ファン･マルワイクはハリド･ブラルース、ライアン･バベル、エジソン･ブラーフハイトをスタメンに並べ、DFラインの前の二つのポジションにはラファエル･ファン･デル･ファールトとナイジェル･デ･ヨングを置き、火曜のドイツ戦でプレーすると思われるケヴィン･ストロートマンとマルク･ファン･ボメルはベンチに座らせた。
確固とした意味づけの無い試合に、オランイェはぎこちない入り方をし、結局最後までしっかり試合に入れないままファン･マルワイクのチームはスペクタクルの乏しい結果に終わった。前半キャプテン ラファエル･ファン･デル･ファールトのシュートが僅かにバーを超え、スイス側ではFW Admir Mehmediにチャンスがあった。
オランイェ･サイドで前半最も生産的だったのはウェズレイ･スナイデルであり、最も驚きを提供したのはライアン･バベルだった。バベルが最後にオランダ代表でプレーしたのは2010年11月17日のトルコ戦で、1年ぶりの代表復帰。
ドイツのホッフェンハイムでプレーするバベルは周囲にその特徴的プレーを見せた。15分過ぎに左サイドから中へ入ってのシュートはスイスのGKにセーブされ、後半も惜しいシュートを放った。
『代表』250試合目のラジオコメンテーター ジャック･ファン･ヘルデル(HTにはKNVBのディレクター ベルト･ファン･オーストフェーンから祝辞を受けていた)の実況では、ファン･ペルシは足にボールがつかず、アムステルダム･アレナはしばしば静まりかえった。ウェズレイ･スナイデルのCKからラファエル･ファン･デル･ファールトがダイレクトでゴールを狙ったシーンにはオランイェファンが湧いたが、枠を捉える事はできず。
FIFAランク2位を誇るチームはその後も打開策を見出せず、ここ数週間アーセナルで絶好調のロビン･ファン･ペルシは2回の大チャンスを逃し、ファン･デル･ファールトは軽い怪我でピッチを去った(ドイツ戦は欠場)。
面白味のない試合の後、ベルト･ファン･マルワイクのチームは大ブーイングに包まれた。オランイェの観衆は火曜にオランダ代表がハンブルクでドイツと行う試合が素晴らしいものになることを期待しているだろう。
Statistieken:
Nederland - Zwitserland 0-0.
Scheidsrechter: Eriksson (Zweden).
Gele kaart: Lichtsteiner (Zwitserland), Kuyt (Nederland).
Opstelling Oranje: Stekelenburg, Boulahrouz, Heitinga, Mathijsen, Braafheid, N. de Jong, Van der Vaart (65. Strootman), Kuyt, Sneijder, Babel (78. L. de Jong), Van Persie.
http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/10422/fluitconcert-voor-oranje
ベルト･ファン･マルワイク
「我々は3年半の間ずっと世界的な賞讃を受けてきたんだ。今は調子が落ちており、相手も良かった。あのブーイングは選手たちに相応しいものではない。典型的なオランダ人気質と言えるよ」
「我々はこれまでのように支配できず、。スイスはドローに相応しいだけのプレーをしていた。前半は気持ちが先に行きすぎて、後半は組織は良くなった」
「ライアンは良くやった。特に前半。彼が走り出せば誰も追いつけなかったね」
「バベルがプレーする左サイドには選択肢がそれほど無かった。アフェライとロッベンは怪我だし、レンスは苦しい時期を抜けたところで、エリアはユヴェントスでしばらくプレーできていない。オランダ国内にもドアを開けられるだけのポテンシャルのある選手はいない。そういう状況で我々のセレクションは脆くなっている」
「期待通りの試合では無かった。こういう事も時にはある。恥ずかしい事ではないよ。欠場者が多い事とは関係ない。このチームならスイスには勝たなければならないだろう。それができなかったのは何度も決定機を逃したから。それは僕もだ」
「次の試合へポジティヴにならないと。攻撃は良かったし、チャンスも作った。まぁ十分じゃないけどね。早く忘れてドイツへ向かおう」
「前半はシュートが狙ったところに行ってくれなかった。嫌になるよ。残念だけど、破滅的というほどじゃない。後半はかなり良くなった。感触は良いよ。この試合のことは早く忘れよう」
ヨン･ハイティンハ
「バーが高くなっているのが僕ら自身も同じ。でもこれだけ激しくブーイングされたのは初めてじゃないかな。今日の僕らはベストゲームではなっかったし、ボールを失いすぎた」
「スイスも褒めないといけない。これだけ素早くプレッシャーをかけてきた国はあまりないよ。普通なら僕らは後方からフリーで上がって数的有利を作れるけど、彼らはしっかりとプレッシャーをかけてきて、僕らはロングボールを蹴るしかなくなった」
「今日の試合とドイツ戦とはまた別。スイスは若いチームだし、ユースではヴェレルトカンピューンにもなっている。イングランドと2-2で引き分けたし、もちろんWKではスペインにも勝っている」
ライアン･バベル
「何度か危険なチャンスは作ったし、僕もいくつか決めなければなたなかった。運がなかったのが残念。でもこういう形でオランイェに戻れて嬉しいし、とても自信になる。1，2点は決められはずだけど、無失点でまだ良かった」
「オランイェでの将来を考えるのはまだ早い。まずはチームとしてドイツ戦で良い結果を出す事。その後自分自身の事を分析するよ。自分では自信はかなりある」
南米遠征からずっとこんな感じな気がしますが、今日もなかなかゴールを決められず、守備もスペースを与えすぎて安定感が無し。どちらも気分的な問題な気もしますが。スナイデルがイマイチ調子が上がってないようで、VDVとのコンビがあまり機能しなかったのがちょっと痛かったでしょうか。前半半ば過ぎに両サイド使えた良い時間帯もあったんですが。
ドイツ戦お休みのファン･ペルシはあれは決めないと･･･。スピッツ問題は未だ決着着かず、今度はフンテラールのターンに。
プレス受けて組み立てができなかったのは両SBが代わってたのも理由の一つのはず。まぁどうしようもないですね。
バベルはなんというか、長いリバプール時代を終えて結局020時代の彼に戻っただけの気がしなくもない。
ドイツ戦でいきなりスタメンに若手並べる事もしないでしょうから、コントローラー2枚入れ替えて、スピッツをフンテラールにして、あとはそんな変えないかな？
