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ファン・ヘール 「フェイエノールトは再びトップへの道を進んでいる」

この夏の移籍市場を振り返り、良い手応えを感じているマルティン・ファン・ヘール。最終日にフェイエノールトはリロイ・フェルをトゥエンテに高額で売り払い、オトマン・バッカルとジョン・グイデッティをレンタルで獲得することができた。しかしこのテクニカル・ディレクターに満足している時間はなく、フェイエノールトをあるべきポジションに戻すためのハードワークが続く。

 

ファン・サイトでは、フェイエノールトがとうとう移籍市場の勝者になったという言葉が見かけられます。あなたもこの気持ちは理解できるのでは?

「部分的にはね。契約のこり10ヶ月のフェルのような選手を、あの値段で売れれば誰だって満足は出来る。ただ我々の最高のタレントの二人をそれぞれPSVとトゥエンテに行かせることになったのは別の話で、その点では我々も多少は敗者でもある。将来的にはああいう選手をオランダ国内のクラブに出すことがあってはならない。フェイエノールトの立場としても、フェイエノールダーとしても悲しいこと。ああいう選手は国外に出さなければならない。それもルク・カスタイニョスのような年齢ではなく、トップチームで3,4年プレーした後にだ。今の状況化で我々は移籍市場で最大限の結果を出したと言えるだろうが、この数年のそうした行為はもう起きてはならないこと。フェルもワィナルドゥムも国外のビッグクラブへ行かなければならなかった」

 

フェイエノールトが昨シーズン10位になっていなければ、彼らも残留したかも?

「欧州戦に到達できていれば、もしかしたら彼らとの交渉でも合意できていたかもしれない。それは言える。しかしフェイエノールトは毎年予算が減っているのも分かっていなければならない事。その点ではトゥエンテはフェイエノールトを抜き去った。ただフェイエノールトがオランダで最大のポテンシャルを持つクラブなのも間違いのない事実。もちろん選手たちがトゥエンテやPSVへの移籍を選ぶことは悲劇だが、それがフェイエノールトが今年の終わりまでサブトッパーの中位にいるという意味ではない。私はフェイエノールトが再びトップへの道を進んでいると第一に確信している。それだけのポテンシャルも魅力もまだ無くなってはいないからね」

 

現時点でもフェイエノールトがトップ5に入る事は現実的です。

「最近もサポーターと連絡を取ったが、彼らは『マルティン、我々は今年は降格せずに財政的に生き残れれば満足だ』と言っていた。だが私にとっては決してそんなことはない。私はなるべく高い順位に行きたい。欧州戦を決められなかったらとてもガッカリするだろう。そういう点では私は決して満足することがない。私もフットボール選手だったからね。私はプロ・フットボールで450試合プレーしたと思うが、自分に満足したことは3回もなかった。いつだってもっと成長したいと思っていたし、今もそうだ。そういう意味では私は完璧主義者なんだよ」

 

http://www.feyenoord.nl/pages/newsdetail.aspx?contentcode=20110930_van_geel_feymag