ヨング･オランイェはEK予選2試合目でルクセンブルクをジェネーロ･ゼーファイクの2ゴールを含む4-0で下した。KNVBのコル･ポット監督は5日前のブルガリア戦(0-1)で決勝ゴールをあげたゼーファイクをルク･カスタイニョスに替えてスタメン起用。また怪我のために離脱したジェルソン･カブラルに替わってオラ･ジョンがスタメン出場した。
1969年(イタリア戦2-0)以来のヨング･オランイェの代表戦が行われたDeventer。リロイ･フェルのシュートの血バウンドをゼーファイクがゴール上隅に突き刺して早々に先制する。狙い通りの早い時間帯に先制ゴールを奪ったヨング･オランイェだが、その後リードを広げることはできず。後一歩というチャンスは作ったが、ブラム･ナイティンクのヘディング、マルコ･ファン･ヒンケルのシュートとゴールラインを割れなかった。
明らかに試合をコントロールしていたヨング･オランイェだが、本当のチャンスは作り出せず。テンポが十分に上がらず、小さなミスもあった。それでもファン･ヒンケルが2度のミドルでゴールを脅かし、度々ルクセンブルクの守備陣を混乱に陥れたルシアーノ･ナルシンのクロスからゼーファイクもヘディングでゴールを狙った。
2-0となるゴールもナルシンのプレーから。自らルクセンブルクの3選手をかわしてシュートを放つと、そのボールがゼーファイクの前にこぼれてそのまま軽々とこの夜2点目。
ルクセンブルクもこのゴールの直後に2度の大きなチャンスを得たが、再びナルシンが素晴らしいプレーを見せてPKを獲得し(ルクセンブルクのHessは2枚目のイエローカード)、フェルが決めた。途中出場のリッキー･ファン･ハーレンがFKを決めて4-0として、最終スコアに。
ヨング･オランイェは10月6日に次のEK予選、オーストリアと対戦する。
Statistieken:
Nederland - Luxemburg 4-0 (1-0).
Scoreverloop: 8. Zeefuik 1-0, 57. Zeefuik 2-0, 79. Fer 3-0 (strafschop), 85. Van Haaren 4-0.
Scheidsrechter: Panayi (Cyp).
Gele kaart: Leerdam, Clasie.
Rode kaart: 78. Hess (Luxemburg, 2x geel).
Opstelling Nederland: Zoet, Leerdam, De Vrij, Nuytinck, Blind, Clasie, Fer, Van Ginkel (67. Van Haaren), Narsingh (81. Castaignos), Zeefuik, John (76. Duarte).
http://www.onsoranje.nl/nieuws/artikel/9698/ruime-zege-jong-oranje
コル･ポット
「最初の20分間のプレーはとても良かった。高いボールスピードで相手を破壊しようとし、成功していた。しかし1-0にした後にまたテンポが遅くなり、相手を落ち着かせてしまった。その点でサンマリノと対戦したオランダ代表との違いは明らかだ。しかし私の選手たちはまだ若く、やりたい事をやろうとする。だからまだ希望はあると言える」
「ジェネーロは良くやってくれた。2得点はスピッツならみんな嬉しいだろう」
「ルクはとてもプロフェッショナル。しかしヨング･オランイェでは全員が18分の1。個々に参加している事を全員が喜ばなければならない。ルクはプレーで見せられなかったから、ジェネーロがチャンスを得たんだ」
「この2試合で3回目だ。2枚目のイエローカードは即次の試合の出場停止になる。それは私には待ってられない」
予想通り手を加えたコル･ポット。あっさりルクを外してきました。ルクがこの先イタリア的なスピッツになるのか、あくまでオランダ的なスピッツとして成長し続けられるか、どうなることやら。
試合は予定通りのスコアで快勝。とりあえずカブラルの怪我が軽少なことを祈ります。
