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テオ・ヤンセン 「またフィテッセの試合を観に行きたい」

テオ・ヤンセンは今週、今も愛する「マイン・クラブ」であるフィテッセとの対戦を迎える。メラブ・ジョルダニアの買収によって昨年はフィテッセに対して難しい感情を抱いていたヤンセンだが、今はその気持ちも変わっているようだ。

 

「こういう新オーナーによる買収はこれから増えていくだろう。イングランドではもう普通の事だけれど、オランダではまだみんな慣れていない。クラブにとっては伝統的なマナーを維持するのはどんどん難しくなっていくだろうね。買収それ自体が問題なわけではなく、重要なのは良いモノが切り落とされていくことだ」

 

「昨年のフィテッセがそうだった。カンピューンチームをお金で買うことは誰にもできない。みんな少しずつそれを作り上げていくしかないんだ。昨シーズンはとても悲しかったよ。彼らが屋根の上から叫んでいたことは何一つ上手く行かなかった。私も驚きの気持ちで追っていた。彼らはあまりに多くのものを、あまりに速いペースで望んでいた。あまりに思慮に欠けていたよ。彼らも後悔していると思う」

 

「しかし彼らが再び正しい方向に向いてくれて良かったよ。ジョン・ファン・デン・ブロムはあのグループには合った優秀な監督だし、コンビネーション・フットボールが戻って来た。オランダ人選手たちもまたスタメンに入ってきた。今の成長をアーネムの人たちもとても喜んでいるはず。私も生涯シーズンチケットを持っているし、時間が許せばまた観に行きたいね」

http://www.voetbalprimeur.nl/site/nieuws/176536/Janssen_Weer_zin_om_naar_Vitesse_te_kijken.html

 

 

昨シーズンは予想通り混迷を極めたフィテッセですが、今シーズンは補強が遅れに遅れた中で期待以上のシーズンスタート。やや対戦相手に恵まれた感もありつつも、確かにフットボールの内容は確実に向上を見せており、短時間にチームをまとめたファン・デン・ブロムの手腕は確かなもの。

今後新加入選手と組み込みながらパフォーマンスを向上させられるかどうか、フィテッセの将来への展望を考える上で、非常に重要なシーズンになることは間違いないでしょう。

 

さらに契約が2013年までのテオ・ヤンセン。この1,2年のパフォーマンスにも拠りますが、彼の性格上このまま国外に出ることなく古巣に戻って欧州戦へ挑戦、という可能性も・・・。