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常に勝利を望むファン・マルワイク

複数の主力を欠いたセレクションで土曜の Goianiaでのブラジル戦に向かうオランダ代表。しかしボンズコーチ ベルト・ファン・マルワイクは先のWK準々決勝の再戦を前に、ウェズレイスナイデル、マルク・ファン・ボメル、マールテン・ステケレンブルフ、ラファエル・ファン・デル・ファールトら主力の不在に嘆くこともなく、これをたかが親善試合とも思っていない。「私の眼から見て、オランイェにはもう親善のための試合など存在しない」。

ファン・マルワイクが望むのはいつもただ勝利だ。「そのために私は全力を尽くす。早々に諦めることなどしない」と59歳のボンズコーチはオランイェと共に勝利を求め続けている。彼の指揮の下での37試合でオランイェが敗れたのはたった2回、オーストラリアとの親善試合(2-1)とWKフィナーレでのスペイン戦だけだ。数字上はオランダ代表で歴史上最も成功しているボンズコーチと言えるが、「だがそんな事は私にとってほとんど意味はないよ」と彼は笑う。「ロシアとの引き分けでデビューし、オーストラリアに負けた時は、自分は史上最悪のボンズコーチはないかと思ったくらいだ」

ファン・マルワイクは就任時の二つの目標を今も大切にしている。「私は安定感のあるチームを作りたかった。その上で、どんな状況でも勝てるチームにならなければならないと考えた。そうなれば我々はどんな相手でも倒せるはずだとね。最初は多少笑われたものだが、WKでもオランイェがそれを守れなかったことがあっただろうか?だが我々の道のりはまだまだ長い。我々は全ての相手に勝ち続けなければならないんだ。何度でも何度でも」

春のホームでのハンガリー戦ではミスが一気に重なった。「アウエーでは素晴らしいプレーをして4-0で勝った」とファン・マルワイクは振りかえる。「それで3日後の試合に相手を過小評価するという危険が生じてしまった。もちろんそれに対しての注意も前もってしていたが、75分過ぎに突然3-3にされた。自分の椅子をスタジアムから放り投げるところだったよ。だが選手たちはフットボールを続けてくれて我々は5-3で勝った。そうやって彼らは私の事をいじめたかったんだろう」

ファン・マルワイクはリオ・デ・ジャネイロでも選手たちにコンディションへの注意を怠らない。「美しい街だが、我々はバカンスに来たわけではない。相手はWK準々決勝の敗戦のリベンジを狙っているモチベーションの高いチーム。コパ・アメリカの準備の真っ最中でもある。これはただの親善試合では無い」

http://www.telegraaf.nl/telesport/voetbal/9946393/Van_Marwijk_wil_altijd_winnen.html

とりあえずセレクションのコンディションは良いようで、ブラジル戦のGKはクルルになるんじゃないかという報道も。今のブラジルもどういうチームなのかよく分かりませんが、良い試合をしつつ結果も出せれば・・・