この冬も数人の選手を補強しようとしているフィテッセはバルセロナのタレントであるFW Marti Riverola(19)のレンタル、さらに日本のガンバ・オオサカからDF ミチヒロ・ヤスダ(23)を半年契約(延長オプション付き)で獲得したと発表した。ヤスダはフィテッセの歴史上最初の日本人選手となる。
フィテッセは二人を加えて日曜日にトルコへのトレーニングキャンプに出発する予定。
テッド・ファン・レーヴェンTD
「アールベルトはマルティをバルサのユースで知っている。とても得点力のあるMF。非常に将来性があり、ペップ・グアルディオラも彼のプレーにはかなり良い印象を持っている。バルセロナは彼をただちにジャンプアップさせるつもりはなく、我々の元にレンタルさせようということになった。彼は我々のセレクションに欠けたミッシング・リングであり、フィテッセで経験を得られることをとても喜んでいる」
「ミチ・ヤスダはフィテッセの歴史上最初の日本人。彼は右バックも左バックもでき、前でもプレーできる。スピードがあり、両足で良いクロスを上げられる。23歳だが、我々のセレクションでは年上の一人。ガンバ・オオサカは勝者のメンタリティを持った良い選手を育てることで知られている。我々はヤスダがサインしたくれたことを喜んでいるよ」
ミチヒロ・ヤスダ
「フィテッセで後半戦全試合に出て勝ちたい。僕は監督がかつてプレーしていたのと同じポジション。バルセロナではDFでも攻撃的なプレーしているから、僕もそういうプレーを見せたい」
「フィテッセはとても歴史と伝統のあるクラブ。優秀な選手を育ててきている。ロイ・マカーイのことは知っているよ。これから順位を上げていこうと狙っている若いチーム。このクラブの野望がとても気に入った。だからフィテッセを選んだんだ」
「オランダのリーグでプレーしている日本人は増えているし、これまでもいた。それが僕の決断にも影響した。同じ世代の選手たちがオランダやドイツでプレーしているからね。でも決定的な要因になったのはフィテッセの持っている野望だ」
「DVDで見ただけだけど、とても若いチーム。大きく伸びる可能性がかなりあるから、自分がポジティブな役割を果たしたい」
はて、ミッシング・リングはスピッツのはずですが。