Mijn Feyenoord

Feyenoordを中心にNederlands voetbalを追いかける

相変わらずの決定力不足。終盤やっと追いついてローダにドロー

日曜午後に行われたエールディヴィジ第13節、デ・カイプにローダJCを迎えたフェイエノールトだが決定力不足に苦しみ終盤の同点ゴールで1-1の引き分けに終わった。ゴールを決めたのはルク・カスタイニョスで2試合連続のエールディヴィジ3点目。キャプテンのロン・フラールがハムストリングの負傷から約2ヶ月ぶりに復帰しフル出場。

フラールが復帰しジョルジニオ・ワィナルドゥムをトップ下に据えての4-2-3-1で臨んだフェイエノールト。スピードを活かして出だしから危険なアクションを連発するジニ。右サイドに入ったディエゴ・ビセスワールとの連携は素晴らしく、抜け出し立て続けに決定機を得るもシュートはティトンの正面など決められず。

さらにティトンはティム・デ・クレルのFKからフラールの決定的なヘディングも横っ飛びセーブで防ぎ、フェイエノールトに立ちはだかる。。

ポゼッションを取っていたがなかなかチャンスまで行けなかったローダだが、ハドウィルにクロスにバイーアの裏からユンケルが決めてあっさり先制。

前半終盤にはエル・アマーディがティトンに倒されるもフィンクがスルー。さらにデ・クレルのパスからカスタイニョスがネットを揺らしたが微妙なオフサイドを取られた。

前半ボールを回すローダにラインを下げてしまう場面のあったフェイエノールトだが、後半はローダゴールを目指してラインを上げる。アンドレバイーアが中盤でボールを奪ってそのままティトンとのフリーでの1対1を迎えたがシュートはあっさりティトンの正面に。フラールも持ち上がってミドルシュートを狙ったが枠を捉えられず。72分にリッキー・ファン・ハーレンがゴール正面やや右から直接FKで狙ったがバー直撃。そのリバウンドを頭で狙ったワィナルドゥムのヘディングもカスタイニョスに当たってバーの上に。

リスクを冒して前掛かりになるフェイエノールトに対しローダもカウンターで決定機を得るがファン・ダイクがボドゥル、メウレンスとの1対1を再三の好セーブで防ぐとファン・ハーレンのシュートからカスタイニョスが決めてようやく同点。ロスタイムも決勝点を狙ったフェイエノールトだがビセスワールにクロスにニアであわせたワィナルドゥムが枠を捉えられず。

Feyenoord – Roda JC Kerkrade 1-1

Scoreverloop:

24’ 0-1 Junker

88’ 1-1 Castaignos

Scheidsrechter: Vink

Geel: Bahia (Feyenoord),Hadouir, Wielaert, Vormer (allen Roda JC Kerkrade)

Opstellingen:

Feyenoord: Van Dijk; De Vrij, Vlaar, Bahia, De Cler; Van Haaren, Wijnaldum, El Ahmadi; Biseswar, Castaignos en Bruins (60’ Cabral).

Roda JC Kerkrade: Tyton; De Fauw, Kah, Wielaert, Hempte (64’ Addo); Delorge (41’ Bodor), Vormer, Janssen, Sutchuin; Junker en Hadouir (80’ Meulens).

マリオ・ベーン

「1ptで選手たちの苦労は報われたが、我々はそれ以上を得るのに相応しかったと思う。我々はチャンスを逃し、ローダは最初のチャンスで先制した。何度か良い攻撃をしていたが、あれで主導権を失ってしまった」

前半終盤にエル・アマーディがティトンに倒されたがPKの笛は吹かれず、カスタイニョスのゴールもオフサイドで取り消された。

「私は主審とは違う考えだが、それをハッキリと彼に示そうというつもりはない。フットボールでは起こりえることだ」

HTにはサイドを使うように強調。

「後半のチームが見せたの立ち直りは誇りに思う。選手たちは自分たちの力を信じてファイトし続けた。たくさんの決定機を創ったし、終了直前に同点にできた」

「ロンはほとんど普通のレベルに戻っていた。強く、鋭い印象を残したね。もう少し試合感を取り戻せば我々の後方からの組み立てをもっと良くしてくれるだろう」

ファン・フェルトホーフェン

フラールは力強い選手。ほとんど2ヶ月ぶりの復帰であれだけのプレーができるというのは凄い印象に残った」

ロン・フラール

「また不注意でリードを許してしまったことは残念。後半はロブ・ファン・ダイクに救われて、同点にもできて良かった。終盤はどちらの可能性もあった」

ルク・カスタイニョス&ジョルジオ・ワィナルドゥム

72分のワィナルドゥムのヘディングに当たってしまったシーンについて。

カスタイニョス 「あそこで触らなかったら、もっとハッピーだっただろう。僕が触らなかったらあのボールは入っていたと思う。いまTV映像を見返しても同じ気持ちにならざるを得ない」

ワィナルドゥム 「ルクが僕らを救ってくれて良かった。あのヘディングの後はおかしな気分だったよ。彼はゴールに背を向けていたから、ゴールに入るボールならきっとスルーしてくれると思ったんだ」

ローダに試合を決められかねない場面でロブ・ファン・ダイクがチームを救った。

わぃな 「ロブは今日僕らを救ってくれた。彼は毎週良いセーブをして僕らを助けてくれる。チームみんな彼にはとても感謝しているよ」

フィンクにオフサイドで取り消されたゴール。

カスタイニョス 「あれはオフサイドじゃなかったと思う。僕の眼のアングルだと僕はヴィーラールトと並んでいた。今夜もう一回TVを見返してみないとね」

カスタイニョス 「2試合連続ゴールは良い自信になる。でも僕のゴールは勝利のためにならないと。この試合は勝つだけのチャンスが十分あった。今日は確実に3pts取れたはず」

というわけでいつものごとく決定力不足で勝ち点を落としました。新布陣の4-2-3-1ですが、まだプレスの連携不足など多少コミュニケーションが足りないものの十分手応えあり。特にジニとビセスワールのコンビは期待が持てます。あとは左サイドのブラインスを外してカブラルをスタメンで使えば・・・。ルクは本当に頑張ってます。2試合連発おめ。

中盤底のリッキー&カリムのコンビは前半ローダのプレッシャーがかなりかかっていたため、どちらもやや微妙な出来。FKを考えるとやはりリッキーは外せないので、カリムがあれくらいの感じだとモコチョとのコンビの方が良いかも。ポテンシャルがかなりある選手なのは間違いないですが、ほとんどいつもぼちぼちの出来なのが本当に残念。コントローラー二人の間でも連携取れてなかった感じだし、ここは次の試合どうなるか注目。

最終ラインはフラールが戻ってやはり引き締まりました。いやー、全然違いますね、感動です。デ・フライがもうちょっと縦に仕掛けて欲しかったり、もっと組み立てとフィードで存在感を見せて欲しかったけれど、やはり次に期待。ロブお父さんもgjでした。

外しまくったジニと攻守で致命的なミスをしたバイーアは猛省すること。

他のチームはウィークデーにベーカー戦ですが、一週間たっぷりトレーニングして週末再びデ・カイプでヘーレンフェーン戦。今度こそ気持ちよく3pts!