フェイエノールト・ロッテルダム NV(株式会社)、スタディオン・フェイエノールト、そしてオランダで最も裕福なアマチュアクラブであるスポルトクラブ・フェイエノールトが今年12月の統合、一体化へ向けて合意に達し、フェイエノールトの歴史における最大のターニングポイントを刻むこととなった。この統合と新スタディオンが投資家とスポンサーへの大きなアピールになる。
現在3.600万ユーロの負債を抱え、KNVBによってカテゴリー1にランクされる財政的に危険な状態にあるが、それでも先月ヘンク・ケスラーにによって「正しい方向へ向かっている」と評価されたフェイエノールト。エリック・フッデGMは、クラブは今後ともジョルダニアのような存在を迎えることはなく、人々のものであり続けると語っているが、それでも投資家の数は年々減り続けている。「この統合がセールスの増大とコスト削減、そしてフェイエノールト・ファミリー全体にとって重要なイメージになることは間違いない」とフッデGM。
フェイエノールト、今週からフェルと契約延長の話し合いを始める
現在の契約は2012年まで。フェイエノールトはカブラル、カスタイニョス、マルティンス・インディ、ブラインスら多くのタレントとの契約が2011年までだが、クラブには延長オプションを行使する権利があり、多数のタレントを逃す怖れはない。
監督のマリオ・ベーンもクラブがスポーツ面でも苦しい時期を過ごしていることは認めている。
「だが我々は自分たちの若手に賭けることを選んだんだ。我々のタレントはとてつもないポテンシャルを持っている。現在のところ我々には毎試合数得点してチームに落ち着きを与えてくれるスアレスのような選手はいない。そういう選手がいればずっとこのチームの助けになっているだろうが」
フッデはクラブの財政面での将来設計をちゃんと言うべきだと思うんだけど・・・