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ジョーイ・コーレファールと初契約

フェイエノールトはユースのタレント ジョーイ・コーレファールと初契約を結んだことをクラブサイトで発表。今シーズン フェイエノールトOnder19でプレーしている17歳のGKは火曜午後にデ・カイプで2021年7月までの契約にサインした。「11年間これを目指してハードワークしてきた」とコーレファールは笑顔で第一声。

 

ロッテルダム生まれのコーレファールはF’jesからフェイエノールトでプレー。最初の2年間は左バックと左バイテンでプレーしていたが、何度かGKとして起用を求められた後、このポジションでプレーし続けることを望んだ。「そのことは全く後悔してないよ。GKとして素晴らしい経験をすでにとても多くしているからね」とコーレファール。

 

その内の一つが昨夏のオランイェでのEK Onder17優勝。彼はこの大会でイタリア戦、イングランド戦、そしてフィナーレのイタリア戦で3つのPK戦を戦い、イタリア戦での2回を含めて形4回のPKストップを見せた。

 

この数年のコーレファールの成長に、フェイエノールトは複数年契約を決断。「こうして契約できたことは落ち着きを与えてくれるけれど、同時に更にやり続ける刺激にもなる。最終的には僕の本当の目標である、フェイエノールト1への到達への、これは第一歩だからね」

 

クラブもこのGKを繋ぎ止めることができたことを喜んでいるとテクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘール。「ジョーイは非常に才能溢れるGKであり、フェイエノールトのGKに必要な多くのクオリティを備えている。ジョーイがフェイエノールトでさらに成長できると我々は確信しているし、この契約は彼がその道を進むための確証と助けになるだろう。我々は彼を手助けするために全力を尽くす」

 

youtu.be

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/contract-koorevaar-050219

第20節結果: 直接対決で赤ランタンは再びNACに。PECは劇的に3連勝。フィテッセ-ヘーレンフェーンでビデオ判定のレアケース

Speelronde 20

 

Vrijdag 1 februari
20:00 De Graafschap - NAC Breda 3-0
29' Delano Burgzorg 1-0 / 49' Youssef El Jebli 2-0 / 90+5' Leeroy Owusu 3-0

 

18位対17位直接対決。デ・フラーフスハップはセラーレンスをベンチに置いてベンスホップが初スタメン。NACも新加入ゲルスバッハが中盤でスタメンデビューでスピッツはカスタネール。

 

アウエーで例のごとくナーバスなNAC相手にデ・フラーフスハップが激しく前にプレッシャーを掛けて数回良いチャンスを作った序盤。NACも20分にカウンターからナイホルトが大チャンスを得たが枠を外し、30分手前にエル・イェブリのパスからブルフゾルフが決めて先制。その後もデ・フラーフスハップが圧倒し、前半ラストプレーではベンスホップがゴール前ドフリーでヘディングもhitせずファン・レールに楽々キャッチされてHT.

 

前半素晴らしいプレーを見せていたエル・イェブリが後半出だしにはFKを直接決めて2-0. NACは30分以上残してコルテ&ナイホルト→カイカイ&ミューレンと2枚替え。しかしカスタネールがゴール前ドフリーでのヘディングで枠を外し、その後もデ・フラーフスハップが余裕でコントロール。勝負を決める3点目のチャンスを逃し続けたが、ラストプレーで得たFKをオヴスが決めてトドメ。

 

デ・フラーフスハップはNAC-uit 3-0負けの借りを見事に返し、逆に2pts差を付けて最下位脱出。

 

ヘンク・デ・ヨング
「このチームをとても誇りに思う。特にこの勝ち方にね。ハードファイトし、良いフットボールもした。我々はここまらさらに先に進める。チームの成長が見えているよ。マトゥシヴァの加入で中盤に競り合いのパワーが増したが、フェトのことも過小評価してはならない。彼は非常に力強い」

 

ミチェル・ファン・デル・ハーフ
「とても酷い気分なのは間違いない。1点目は自分たちの責任。あまりに簡単に与えてしまった。後半いくつか修正したが、2分でまた我々のゴールにボールが入った。そうなれば簡単にはいかない。そして試合最後のボールで3-0. 全てがとても酷かったということ」
「選手たちに全力を尽くすように約束していたが、そうしていたとは言えない。非常に悲しい見解だが、これは私の責任。この試合に必要なモノを我々は理解していなかった。それが非常に悔しい事だし、我々は結果を得る資格が無かった」
「難しい時だが前に進むしかない。スポーツマンとして私はまだ信じている。我々は良くなろうと常に努力しているし、先を見なければいけない。それ以外のことは私が決めることでは無い」

 

Zaterdag 2 februari
18:30 Vitesse - sc Heerenveen 2-2
14' Vlap 0-1 / 24' Mukhtar Ali 1-1 / 58' Linssen 2-1 / 90+3' Sam Lammers 2-2 (str.)

 

フィテッセはフォールが出場停止で初スタメンのアーリが代役。ダウダはまだセレクション外。ヘーレンフェーンはフロラーヌスに代わってスピッツのホルンカンプが右バックで初スタメンのサプライズ起用、ザネリの代わりはミハイロヴィッチを選択し、デニス・ジョンセンはベンチから。

 

開始直後にカウンターからファン・ベルヘンが決定機もエドゥアルドがライン上ぎりぎりでセーブ。10分過ぎに再びカウンターから中央フリーのフラップの見事なミドルシュートで0-1. フィテッセも反撃に出るとエーデガールトのパスからダルファルーのシュートがバー直撃、そのリバウンドをアーリが詰めて最初の大チャンスを決めて同点に。その後は五分五分の展開になり、前半終盤にCKからランマースが決定的シュートも再びエドゥアルドがセーブ。

 

後半ヘーレンフェーンがボールを持つも拙攻を繰り返し、逆にリンセンがこぼれ球を叩き込んで2-1. ヘーレンフェーンはデニス・ジョンセンを投入して惜しいチャンスを作るもゴールを奪えず、終了カウンターからエーデガールトがミドルシュートを決めて3-1でトドメと思われたが、直前の反対側でCKでクラーク・サルターがファン・アーメルスフォールトを引き倒したとVAR マッケリーの助言を受けて主審 vdケルコフがOFRでPK判定に修正し、ランマースが決めて2-2で引き分け。

 

マルティン・ファン・デル・ケルコフ
「最終的に責任を追うのは主審だが、デニー(・マッケリー)が優秀なVARなのは知られているし、簡単にスクリーンの前に行かせないのも分かること。彼に自分で見えて判定したか聞かれたが、私は見えていなかった。あれは決定的な判定であり、少し時間を取ってあらゆる角度から見返した。クラーク・サルターは非常に明らかに掴んでおり、ボールは正にその場所に来ていた。PKの判定を私は今も支持している。選手たちは、特にVARがいる今は、自分たちの手を出さないようにもっとしっかり抑えられるようにならなければいけない。全ては見返されるのだから、賢い行為では無い」

 

レオニド・スルツキ
「私はVAR制度の支持者。これはフットボールの未来であり、優れたシステム。しかしあの状況ではそうでない。機械にハートは無いからね。非常に感情的なシーン。多分私のキャリアの中でも最も感情的なシーンの一つだ。たった1秒で状況が完全に変わってしまった。今シーズンは私にとって新しい経験が多い。4回連続PK失敗も初めて。今日の状況も説明も理解も不可能。先週のロスタイムの決定的なミスによるフォルトゥナ相手の敗戦も・・・率直に受け取るのは非常に難しい」

 

ヤン・オルデ・リーケリンク
「非常に貴重なドキュメント。PKに全く議論の余地は無い。我々は前半とても良いプレーをして試合を支配していた。前半に3得点は決めるべきだった」

 「ザネリは手放さなければならなかったが、デニス・ジョンセンという良い代わりを得られた。ユース大事に素晴らしいタレントだと思っていたんだ。アヤックスでも最初は良かったし、彼らは彼のことを本当に信じていた。しかし近年いろいろ問題を抱えていた、それは彼の使い方に問題があるんだ」

 

サム・ランマース
「とても奇妙な出来事だったね。3-1にされたと思ったら2-2にできた。これまで経験したことが無いこと。盗んだ1pt、勝ったような気分。でも僕らは良いプレーをしていたと思うし、これはそのご褒美だ」

 

19:45 Ajax - VVV-Venlo 6-0
36' 1-0 / 52' 2-0 / 61' 3-0 / 85' 4-0 / 87' 5-0 / 90+1' 6-0

 

19:45 Willem II - FC Groningen 1-2
35' Warmerdam 0-1 / 37' Sierhuis 0-2 / 55' Marios Vrousai 1-2


ヴィレムIIはパフリディスに代えて新スピッツ イサクがスタメンでデビュー。フローニゲンはゼーファイクが戻りライスを外して再びシールハイスを起用。

 

中盤フリーになったワルメルダムがミドルシュートを決めて先制。さらにヴィレムIIのボールロストからシールハイスが裏に抜けてあっさり0-2.

 

ヴィレムIIはHTにマイスネルに代えてパフリディス投入と攻撃的な交代策。カウンターからフルザイが決めて1-2とすると、その後もヴィレムIIが完全に圧倒して次々に決定機を作るもダンケルライ、ターピア、フルザイがゴールを決められず。終盤再びフルザイが決定的シュートを放ったがパトの好セーブに阻まれ、ロスタイムの立て続けのチャンスも決められず、結局隙を突いて2分間に2得点したフローニゲンが逃げ切り。

 

フローニゲンはヘッケンスライターNACに5pts差を付けて暫定15位。

 

20:45 AZ - FC Emmen 5-0
10' Teun Koopmeiners 1-0 (str.) / 30' Teun Koopmeiners 2-0 (str.) / 35' Michael de Leeuw 3-0 (e.d.) / 47' Stengs 4-0 / 86' Bjørn Johnsen 5-0


ウィンターストップ明け2連勝のAZと1勝1分けのエメンとお互い好調でスタメンを維持。

 

AZの良い連携からペナルティエリア内に飛び込んだスヴェンソンがカフランと接触して倒れるとゲズブユクが簡単にPKを与えて1-0. その後もAZがほとんど問題無く圧倒し続け、30分にティルのドリブルをフェーンドルプが無理なタックルで倒して納得のPK判定で2-0. さらにスーンチェンスとの連携からスヴェンソンのクロスが、守って守備をしたデ・レーウの頭に当たってオウンゴールで3-0.

 

エメンはHTにバニンクを下げて新加入のCB ルキッチを投入も、後半開始直後に連携からステングスが楽々と4-0にしてトドメ。その連携でイドリシと激しく衝突したスーンチェンスが倒れて担架でピッチを後にするアクシデントも、その後もAZが全く問題無く攻勢を続け終了直前にもステングスの完璧なアシストから途中出場 ビヨルン・ジョンセンが決めて終了。

 

AZは年明け3連勝、10得点に唯一の無失点。

 

ウサマ・イドリシ
「耳に衝撃が来て、気づいたら倒れてた。3秒後にみんなが喜んでいる声が聞こえたんだ。何が起きたか分からなかった。自分よりもまだ倒れてるマッツのことが心配だった。目が開けてないと聞いたからね。軽い脳震盪で、良くなっていると聞いて安心したよ」

 

ケルヴィン・ステングス
「最初何が起きたか分からなかった。マッツが倒れてるのが見えて、彼の目がひっくり返っていたんだ
ショックを受けて僕もちょっと気分が悪くなった」

 

Zondag 3 februari

12:15 Excelsior - Feyenoord 2-1
54' Robin van Persie 0-1 / 63' Ali Messaoud 1-1 / 90' Robin van der Meer 2-1

 

エクセルシオールはフォルテスが欠場でホーレマンスがスタメンでデビュー。新スピッツ エッケルトはベンチスタート。フェイエノールトは大勝したデ・クラシケルからボテギンが負傷離脱によってvdハイデンがスタメン復帰。

 

雑なフェイエノールト相手にエクセルシオールがスハウテンの技術とエドワーツのスピードを活かしたカウンターで数回危険なシーンを作る展開。フェイエノールトは前半終盤に森化してトールンストラ、ファン・ペルシに決定機もアウデ・コッテのライン上でのクリアとダーメンのセーブでゴールは奪えず折り返し。

 

後半開始直後にフェルドンクのクロスからベルフハイスのシュートがポスト直撃。そのままフェイエノールトがまだローテンポながら押し込むと、再びフェルドンクのクロスをブルネットが前にこぼし、ファン・ペルシが蹴り込んで先制。しかしエクセルシオールも後半最初の攻撃で完璧に崩し、メサウドが決めて同点に。フェイエノールトはハプスを投入して盛り返すも決定機には至らず、80分に逆にアンダーソン、スハウテンが立て続けに決定機シュートもフェルメールがどちらも見事にセーブ。フェイエノールトがDFを減らしてリスクを冒した終盤に途中出場 エッケルトにもチャンスが決めたまたもフェルメールがセーブ。終了直前にvdメールが投入されると、エル・ハムダウィのクロスをvdメールがファーストタッチで蹴り込んで初ゴールで決勝点。

 

アドリー・ポルデルファールト
「vdメールのこの活躍が予想通りだとしたら、私はすでに別のクラブにいただろう。時に良くできた物語のようなことが起きるもの。今日はまさにそうだった。1-1の後にも我々はまだ3ptsを取りに行く勢いがあり、幸運にもそれに成功した。赤ワインのグラスを手にこの試合を見返すよ。クラブにとって素晴らしい勝利だし、これこそ我々に必要だったもの」

 

ロビン・ファン・デル・メール
「ちょっとしたファン・ペルシ・ゴールだったね。彼の側を走って『君の映像をたくさん見て学んだよ』と言ったんだ。彼は評価してくれないだろうけどね、正直に笑いが抑えられなかった」

 

14:30 PSV - Fortuna Sittard 5-0
8' Gaston Pereiro 1-0 / 55' Luuk de Jong 2-0 / 56' Cody Gakpo 3-0 / 76' Luuk de Jong 4-0 / 87' Luuk de Jong 5-0
Rood: 32' Clint Essers (2xgeel)


PSVはロザーノが負傷欠場でマーレンがスタメン。フォルトゥナは新加入 バリッチが初スタメンでストッケルスはベンチ。

 

序盤からPSVが攻勢をかけるとバリッチのミスからボールを奪ったペレイロが決めて先制。30分過ぎにはエッセルスが中盤でのハンドリングで2枚目退場。


PSVは前半ファールを繰り返してあわや一発退場という危険なタックルもあったマーレンをHTに下げてハクポを投入すると、後半ガクポの良いクロスにルーク・デ・ヨングがPSVでの公式戦100ゴール目となるゴールで頭で2-0. さらに直後にもガクポの強烈なミドルシュートで3-0と勝負あり。60分過ぎにベルフワインが負傷し担架で運ばれるアクシデントも、イハタレンの投入でさらに追加点を重ねて大勝。

 

PSVは首位キープもベルフワインが腓骨骨折の怖れ。

 

マルク・ファン・ボメル
「先制した後のプレーが良くなかった。フォーメーションに留まらず、普通なら実行している規律を守っていなかった。相手が10人になっても試合展開はほとんど変わらず非常に雑だった。後半ガクポが入ってかなり多くのものをもたらしてくれた。彼はヨングでとても良くやっているし、今日も途中出場で良くやってくれた。我々のベンチにはヨングでプレーできる選手が7人いる。私はベンチに彼やイハタレンを選択肢として持っていたいんだ。金曜に彼らをセレクションに入れないと決めていたらこの経験をさせることができなかった」
「ベルフワインの怪我は奇妙なシーン。あまり問題無いように思えた。今は病院での詳しい検査結果を待つしか無い」

 

14:30 PEC Zwolle - FC Utrecht 4-3
7' Simon Gustafson 0-1 / 25' Vito van Crooy 1-1 / 59' Timo Letschert 1-2 / 75' Jean-Christophe Bahebeck 1-3 / 80' Thomas Lam 2-3 / 90' Mike van Duinen 3-3 (str.) / 90+2' Mike van Duinen 4-3
Rood: 71' Urby Emanuelson


2連勝のPECはスタメン変わらず。3連敗のユトレヒトはタナーネが活動停止処分になり、vdストレークが代役に。

 

同点で迎えた後半、ユトレヒトがCKからレッチェルトのヘディングで1-2となり、残り20分から怒濤の展開に。VAR ヘレーツの介入によってエマヌエルソンがラムへのハードなファールで一発退場。直後にバヘベックの見事なトラップからのシュートで10人のユトレヒトが1-3と突き放したが、残り10分でCKからユトレヒトがクリアしきれなかったボールをラムが決めて2-3. さらにペナルティエリア際微妙な位置でのガヴォリーのエイジブエへの愚かなファールにヘレーツがエリア内と助言してPKで同点となって迎えたロスタイム、フレミングのターンからPECのカウンターをファン・ダイネンが決めて劇的にPECが逆転勝利。感情的になったユトレヒトベンチは試合後も収まらず、エマヌエルソンが第4審判に手を出してでレッドカード。

 

PECは3連勝。ユトレヒトは4連敗。

 

ヤープ・スタム
「そうすぐには忘れられない勝利。ちょっとイングランド的な、チャンピョンシップ・フットボールだった。向こうでも試合終盤はいつもあらゆる事が起こり得るんだ。終盤まで1-3だったが私は信じ続けていた。難しくなったが、多分ユトレヒトもそう思っていただろう。このチームにはキャラクターがあるし、それを選手たちは見せてくれている。それがとても素晴らしいこと」

 

ディック・アドフォカート
「我々がなぜVAR制度を作り出したのか疑問。カイパースのようなトップ主審には全く必要の無いもの。どこまで行っても自由裁量。私は5ヵ月前にも言ったし、君らも毎週見ている。PECの選手たちは時にかなり激しく競り合いに来ていたが、それはイエローカードになった。ウルビーは決して飛びかかった訳では無く、多少遅れただけ」
「ピッチ上の主審とVARだけではない、第4審判もいるんだ。彼は試合全体で趣旨に何かしら言うのが仕事。バズールは4-3にされたフラストレーションからベンチから出て第4審判を軽く突いたんだ。それで彼がレッドカードを受けるのは分かる。それは彼に許されている行為。しかし第4審判として試合中の出来事を見ていたなら、多少は感じないといけない。今日の彼の仕事はそれくらい酷かった」
「カイパースがVARに喜んでいるとが私には想像もできない、彼はトップ主審。試合全体を通して第4審判とザイストから指図されていた。それでより良い笛になるとは想像できない」

 

ビヨルン・カイパース
エマヌエルソンのファールはピッチ上でフルスピードだったので深刻度を認識できていなかった。笛も吹かなかったが、VARが私に見に行くように言ったんだ。映像を見てエマヌエルソンのスタッドが実際ラムの足首に不適切な形で入っていた。あれはレッドカード」
「PK判定のシーンはファールが中か外かだけ。私としては外だったのでボールをそこに置いたが、ファールは中だと通信が入った。これは事実であり、私が見に行く必要は無い。中か外かの事実については、VARの助言を聞いて行う、VARの良い判断。ラインはペナルティエリア内に含まれる。私が自分でみれもこれは中だ」
「バズールへのレッドカードは第4審判を押した。これは許されない行為であり、レッドカード。押し続けるのでは無く、一瞬押して逃げた。許されない振る舞い」

 

16:45 ADO Den Haag - Heracles Almelo 2-0
79' Tomas Necid 1-0 / 89' Tomas Necid 2-0

 

ADOはスヴィンケルスが出場停止からスタメン復帰し、キスナが約1年半ぶりにベンチ入り。ヘラクレスはペーターソンを外してジョーイ・コーニングスがスタメンでデビューのサプライズ。

 

試合開始直後にFKからファルケンブルフがネットを揺らすもオフサイド。前半はローテンポで見所少なく終わり、後半はADOが再三の決定機を奇跡的な形で逃し続ける展開だったが、残り15分を切って途中出場 ネシドが見事なフェイントから決めて先制。さらに終了直前にカウンターからベッケルのクロスを再びネシドが頭で決めてトドメ。

 

ADOは年明け初勝利。ヘラクレスは3連敗。

 

Stand
1 PSV 20 (18 1 1) 69-11 +58 55pt
2 Ajax 20 (16 2 2) 72-18 +54 50pt
3 Feyenoord 20 (12 3 5) 43-27 +16 39pt
4 AZ 20 (10 4 6) 40-26 +14 34pt
5 Vitesse 20 (8 6 6) 33-27 +6 30pt
6 FC Utrecht 20 (8 4 8) 33-31 +2 28pt
7 VVV-Venlo 20 (7 5 8) 27-35 -8 26pt
8 Heracles Almelo 20 (8 2 10) 33-42 -9 26pt
9 Willem II 20 (7 4 9) 30-36 -6 25pt
10 PEC Zwolle 20 (7 3 10) 26-34 -8 24pt
11 ADO Den Haag 20 (6 6 8) 28-39 -11 24pt
12 Fortuna Sittard 20 (6 5 9) 32-41 -9 23pt
13 SC Heerenveen 20 (5 7 8) 42-47 -5 22pt
14 Excelsior 20 (6 4 10) 29-49 -20 22pt
15 FC Groningen 20 (6 3 11) 24-31 -7 21pt
16 FC Emmen 20 (5 6 9) 24-45 -21 21pt
17 De Graafschap 20 (5 3 12) 22-46 -24 18pt
18 NAC Breda 20 (4 4 12) 22-44 -22 16pt

 

Topscorers
1. Luuk de Jong (PSV) 18 (0)
2. Fran Sol (Willem II) 13 (2)
Hirving Lozano (PSV) 13 (2)
Dušan Tadić (Ajax) 13 (3)
5. Nasser el Khayati (ADO Den Haag) 12 (4)
Hakim Ziyech (Ajax) 12 (0)
7. Robin van Persie (Feyenoord) 11 (0)
8. Klaas Jan Huntelaar (Ajax) 10 (1)
Kristoffer Peterson (Heracles Almelo) 10 (2)
10. Steven Bergwijn (PSV) 9 (0)
Sam Lammers (sc Heerenveen) 9 (2)
Gastón Pereiro (PSV) 9 (3)
Mitchell te Vrede (NAC Breda) 9 (0)
Michel Vlap (sc Heerenveen) 9 (0)


Assists
1. Steven Berghuis (Feyenoord) 10
Steven Bergwijn (PSV) 10
3. Arber Zeneli (sc Heerenveen) 9
Hakim Ziyech (Ajax) 9
5. David Neres (Ajax) 8
6. Dušan Tadić (Ajax) 7
7. Dan Crowley (Willem II) 6
José Angeliño (PSV) 6
Hirving Lozano (PSV) 6
Donny van de Beek (Ajax) 6

ダービーで鼻先を叩かれる (第20節: エクセルシオール-uit)

フェイエノールトは先週のデ・クラシケルでの力強いパフォーマンスを次に繋げる事ができず。チームはエクセルシオール相手のロッテルダムス・ダービーでパッとせずに2-1で敗れた。

 

フェイエノールトは最高のプレーにはほど遠いものの、クラーリンゲンで良い結果に向かっているかに思われた。ロビン・ファン・ペルシがHT開けに9分にこの試合最初のゴールを決め、今シーズン リーグ戦11得点目でクラブトップスコアラーの座をさらに固める。

 

しかしリードを維持することはほとんどできず。60分過ぎにアリ・メサウドが同点ゴールを決め、フェイエノールトは再びゴールを目指さなければならなくなった。それによりチームはまだ何とか火中から勝利を拾おうとリスクを背負ったが、クラ-リンガースがそれを最大限に利用する結果に。

 

ケネト・フェルメールが数回2失点目を防いだものの、ロスタイムに入った瞬間のロビン・ファン・デル・メールの強烈なシュートには彼もノーチャンスだった。こうしてフェイエノールトはデ・クラシケルでの素晴らしい勝利から1週間後に自分の街で高く付く敗戦を喫した。

 

Excelsior - Feyenoord 2-1
Scoreverloop:
54' Robin van Persie 0-1
63' Ali Messaoud 1-1
90' Robin van der Meer 2-1

 

Scheidsrechter: Jochem Kamphuis
Gele kaarten: Schouten, Van der Meer, Vilhena

 

Opstellingen:
Excelsior: Damen; Horemans, Mattheij, Oude Kotte, Burnet; Schouten, Messaoud (77' Eckerd), Koolwijk; Edwards, El Hamdoui, Bruins (71' Anderson).
Feyenoord: Vermeer; St Juste, Van Beek, Van der Heijden (84' Jørgensen), Verdonk (66' Haps); Clasie, Toornstra (76' Ayoub), Vilhena; Berghuis, Jorgensen, Larsson.

 

https://matchcenter.feyenoord.nl/excelsior-feyenoord-2018-2019

 

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
「ホームゲームとの差が大きすぎる。このレベルではどこでプレーするかによって左右されることがあってはならない。1分目からやるべきことをやらなければいけない。場所のせいにすることはできない。我々は前もって選手たちのこの試合で何が期待されているかも話していた」


「我々はこの試合に求められる姿勢、態度が前半は十分では無かったと思う。試合の中でテンポを得られず、相手を楽に生き延びさせてしまった。前半はチャンスもほとんど無く、最後にロビンにあっただけ」
「後半最初の15分間は先制するチャンスを十分作り、ロビンのゴールで先制することもできた。それでより相手が何度かしようとしてスペースが得られた。あの時間帯に2-0にもしないといけなかったが、それができず、そこから1-1にされてまた相手が下がってコンパクトにプレーできる状況になってしまった」


「プレーを加速させるクリエイティヴィティが今日は無かった。スペースは中央には無かったがサイドにはあったんだ。今日の我々はそれを最大限に活用できなかった」


「交代策の話をするには最も重要なのはなぜビハインドを背負ったか?だ。ハプスの投入で攻撃面の勢いは付き、それは良い選択だった。そして小さなスペースでクリエイティヴなヤシンをロビンの後ろに置いた。終盤勝ちを目指さなければならず。それでニコを入れた。まだチャンスが来る望みはあったからね。それで最終ラインは1対になったが、私としてはこれはフットボールでは最も簡単なこと。ああいう失点は4人のDFでも起こり得る。ボールが来て誰も就いていかなければ。どんな相手でもチャンスを得られる」


「先週の結果はもう重要では無いし、今日はまた1分目からしっかりやらなければいけなかったのに、我々はそれをしなかった」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/reactie-gvb-excfey-030219
https://www.fr12.nl/nieuws/49678-gio-in-fase-na-rust-moet-je-ook-de-2-0-maken.html
https://www.fr-fans.nl/nieuws/39133/van-bronckhorst-vandaag-moesten-we-er-vanaf-minuut-een-staan-dat-hebben-we-niet-gedaan

 

ロビン・ファン・ペルシ
「もう理解できないよ。ここで3pts逃したのは本当に信じられない。とても奇妙だ。先週あれだけ良いプレーだったのに、全く分からない」
「僕らは良い1週間を過ごしたんだ。良いトレーニングをしていたし、良い態度で試合に望まなければいけないとみんなで言い合っていた。監督もその話をした。僕もみんなとその話をした。みんなで約束したんだ」
「先週の僕らはファンタスティックな試合をした。ロッテルダムのみんが最高の1週間だったし、それを次に繋げないといけない。先制もして何の問題も無かったんだ、それなのにあまりに簡単に失点してしまう」
https://www.fr12.nl/nieuws/49677-van-persie-teleurgesteld-ik-begrijp-het-ook-niet-meer.html

 

ケネト・フェルメール
「少なくとも僕らはトップゲームはしなかった。前半はそれほど問題花勝ったんだ。テンポはもっと上げないといけないとHTに話し合っていた。そして0-1にできたけど、それだけ。今日の僕らはほとんどチャンスを作れなかった」
https://www.fr12.nl/nieuws/49680-vermeer-we-hebben-bijna-geen-kans-gecreeerd-vandaag.html

 

ジェリー・シン・ジュステ
「実際僕らのプレーには大きな違いがある。エクセルシオールは別の相手で別のピッチだけど、これだけ大きな違いがある弁解には全くならない。なぜか?良い質問だ。いつも違いが大きすぎる。僕には分からない」
「後半先制してフィーリングが良くなり、上手く機能するようになった。フットボールをするスペースが増えたからね。でも1-1にされ、彼らがかなり下がるようになって最後には2-1にもされた」
「交代策?僕らは勝つためにプレーしているし、何とかしようとしたんだ」
「僕らはしっかり分析してもっと安定しないといけない。そうできると思ってるよ。僕らに十分クオリティがあるのはアヤックス戦でも見えた。僕らはもうこんな試合を無くさないといけない」
https://www.fr12.nl/nieuws/49681-st_juste-het-is-telkens-een-te-groot-verschil.html

 

ティーヴン・ベルフハイス
「ロッカールームの雰囲気は良くない、当然だろう。負けることは常にあり得るけど、あの2失点の仕方は無い」
「先週との比較はとても簡単。アヤックス戦でとても良いプレーをした後はいつも大きな違いがある。このピッチでは全てがスローになるし、エクセルシオールはひたすら僕らを悩ませるようとする。それは彼らの権利。でも先週の後でこういう試合は予想してなかった」
https://www.fr12.nl/nieuws/49683-berghuis-over-vergelijking-ajax-thuis-wel-heel-makkelijk.html

 

イェンス・トールンストラ
「これが今シーズンのちょっとしたトレンド。どうすれば解決できるか?それが分かればね。僕らは今シーズンこういう事が多すぎる。ロッカールームでもその話をした。違いがあまりに大きい。ほとんどあり得ないほど。今日は快適にやれなかった」
「いや、メンタリティの問題じゃ無い。これはもちろん先週とは全く別の試合。試合展開や相手のプレーの違いもあるし、それに対してエネルギーを使わないと行けない。そのエネルギー・レベルが今日は先週よりずっと低かった」
「僕らが非常に不安定なのは事実。だから僕はどちらも真のフェイエノールトだと思う。これは僕らが望んでいるものではないけれど、今シーズンこういうイメージなのは事実」
https://www.fr12.nl/nieuws/49684-toornstra-vandaag-hebben-we-niet-thuisgegeven.html

 

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2019年冬の移籍市場だいたいのまとめ


この冬のオランダ・プロフットボール KNVB管轄下の移籍は149件。2017年に記録した冬の移籍件数記録151に僅かに届かなかった。最終日の移籍は32件で、2017年の59件には大きく届かず。

 

149件の内、41件がオランダから国外へ、39件が国外からオランダへの移籍。国内での移籍は69件。レンタルは51件。


ADO Den Haag
バス・カイパースとニック・カイパースを放出し、フリーのエベシリオを獲得しただけの静かな冬。残留争いはまだ気が抜けず、補強が必要だったのはネシドが期待に応えられずにファルケンブルフが起用されているスピッツ・ポジションだったが見つけられずに終了。キスナがようやく試合に出れるコンディションに戻って来たのはプラスだろう。

 

AZ
ステングス、ボアドゥ、ヘルマーと怪我人が戻ることで補強は無し。フライデー、ベル・ハサーニと構想外の選手たちをレンタルに出して静かな冬。ベーカー戦も勝ち残りリーグ戦も4位と、マヘルとイドリシが牽引してチームは明らかに上り調子だが、スタイン・ヴァイテンスの怪我再発は小さくない失望。未だコープマイネルスがCBでプレーしており、フラールに再びコンディション問題が起きた時にハツィディアコスがしっかり役目を果たせるかどうか。

 

Ajax
昨夏に続いて大金を払ってCBにアルゼンチンのマガジャンを獲得、さらにケープタウンから将来性のあるスピッツ トラオレと、ヘーレンフェーン戦4失点の責任をランプルーに押しつける形でGK ヴァレラを買い取りオプション付きでレンタル。放出はヴェーバーを売却し、シールハイス、デニス・ジョンセンもそれぞれ買い取りオプション付きレンタルと見切りを付けた形に。ベーカー戦は勝ち残ったがリーグ戦では再び5pts差を付けられ、ウィンターストップ明けの悲劇的なプレーと共にテン・ハフがチームをまとめられていないとメディアで騒がれるなどいつもの調子。5年連続タイトル無しの予感は小さくなく、テン・ハフだけでなくオーフェルマルスとvdサールが責任を取る日も近いか。

 

De Graafschap
ヘッケンスライターとして残留争いの状況でユルユスと競争できる第2GKにベルトラムス、右バックにリジョン、MFにマツシヴァ、FWにベンスホップをそれぞれレンタルで4ライン全てを補強。これでも戦力面では大きく不足しており、最下位降格を避けるのは大きな挑戦。

 

FC Emmen
DF陣にニック・カイパースとドイツ人左バックニコ・ナイトハルト、クロアチア人CB アンドレイ・ルキッチを獲得し、攻撃面ではマイケル・デ・レーウにスフェン・ブラーケンと強力な補強。特にNECで得点を量産していたブラーケンは複数クラブに追われていた注目のスピッツで、得点力に悩むチームにとって救世主の期待がかかる存在。

 

Excelsior
放出は無く、補強もオーマルソンが物足りず、ベテランのエル・ハムダウィしか控えが以内スピッツに ドイツのデニス・エッケルトをレンタルしたのみと静かな冬。リーグ最多の48失点の守備に補強で動かなかったのは意外で、残留争いの中でこれがどうでるか。

 

Feyenoord
数は揃っていたセレクションから出場機会の無いターピア、エル・ハンクーリ、スフールマンらとお別れし、ボテギンが今シーズン終了の怪我を受けてロッテルダム出身のマルティナをレンタルしたのが唯一の補強という静かな冬。むしろ話題はフットボールピラミッドに参入せずドルドレヒトとの提携を選んだことと、ファン・ブロンクホルストの退任の発表だった。今シーズンは非常に不安定なプレーでウィンターストップ明け初戦もPEC-uitで悲劇的な敗戦だったが、デ・クラシケルで歴史的勝利と、瞬間的なクオリティは目を瞠るものが。リーグ戦3位確保はほぼ間違いなく、後はベーカー・クラシケルを制し、ベーカーを獲ってファン・ペルシ、ファン・ブロンクホルストという2人のイコンと美しいお別れができるか。

 

Fortuna Sittard
構想外になったフィディガルを長期レンタルに出し、控えGKにアルバニアのAzbe Jugをフリー移籍で獲得、中盤はクロアチアアンドライア・バリッチを、前線はアルバニアのバイテンスペーラー Agim Zekaをそれぞれレンタル。特にバリッチは例外的チャンスで得られただけあって大きな期待が掛けられており、リンカーライチェ入りを狙える順位にいるチームにさらに勢いを与えられるか。

 

FC Groningen
残留争いに巻き込まれるほど悲惨なシーズン前半戦を受け、緊急事態にポリシーを曲げて中盤にブルーンス、ベル・ハサーニ、日本のコー・イタクラ、前線にエル・ハンクーリとシールハイスをレンタル補強し、フリーのフラドンを獲得とこの冬一番の大補強。早速効果が出てウィンターストップ明けにブルーンスの2得点とヘラクレスに勝利し、後半戦は巻き返しが濃厚の戦力。

 

sc Heerenveen
今シーズンも低調なプレーでピッチ内外にゴタゴタが覆い状況。ブルトハイス、ザネリ、ロハスらを売却し、契約残り半年で勝手にトレーニングを休んでイタリアに行って交渉したトルスビーも売却しようとしたが合意できず、残り半年間リザーブ生活をさせる損な結果に。補強はDF陣にスウェーデンのIbrahim DreševićとデンマークのAndreas Skovgaardと2人のCBを獲得し、ザネリの後任には出戻りのデニス・ジョンセンを買い取りオプション付きでレンタル。元トップタレントのジョンセンが大ブレイクできれば勢いが付く可能性はあるが、クラブの方向性もチームの方向性も見えない中でそれは過大な期待だろう・・・

 

Heracles Almelo
好調なスタートの後に冬場勝ち点が伸び悩んでいるが、慌てること無く構想外のフェルマイを放出し、補強はDF クヌーステルだけと静かな冬。噂のあったペーターソンも残り、セレクションには何の不満も無いだろう。もう一度前線の得点ペースが上がればPO圏を狙えるはず。

 

NAC Breda
デ・フラーフスハップとわずか1pt差での17位と苦しい残留争いのシーズン。守備の脆さと得点力不足が最大の問題という状況で、補強は国内から右バックにカラーミ、中盤にルントクヴィスト、国外からオーストラリア代表日左バック Alex Gersbach、フランス人CB Dorian Derviteを獲得し、前線はイギリス/シエラレオネのスレイ・カイカイを獲得。ルントクヴィストは早々に価値を示しており、後は新しいDFラインがどれだけ奮起できるか。

 

PEC Zwolle
悲劇的な2018年を終えてファン・スキップとお別れし、新監督にヤープ・スタムを招聘。レンタルしていたトリパルデリとスカマカを半年で返し、リジョンら出場機会の無い選手たちを整理。補強はCBに日本のナカヤマ、中盤にスタムのもとでプレー経験のあるクレメント、前線にはフリーになって半年ぶりのオランダ復帰となるティを獲得。早速ウィンターストップ明け2連勝で残留争い圏から一歩抜けだし、このまま巻き返しを狙う。特にティの存在はポストプレーだけでなくファン・ダイネンを左サイドで前を向かせることができるようになったメリットが大きい。

 

PSV
セレクションに不足は無く、放出もトップチームではイシマツとお別れしただけで静かな冬。ウィンターストップ明けにいきなりエメン相手に躓き、やや低調なプレーをする時間が多くなっているが、5pts差で再び余裕が生まれるかどうか。ベルフワインが大きく成長しているのに対し、ロザーノがそれほどのモノを見せていないため、マーレンに期待する声も。

 

FC Utrecht
チームを立ち直らせたアドフォカートの望みは新スピッツだったが、フェーネマにブレイクの期待が生まれ、バヘベックが復帰したことでジョーカーとしてフリーになったクラーメルの獲得を選択。その他はバズールをサプライズ・レンタルし、フランス人バイテンスペーラー ケーラン・レボンを買い取りオプション付きでレンタルと小さな動きに留まった。AZ、フィテッセと争いつつ、POからの欧州戦チケットが目標。

 

Vitesse
スルツキを新監督に迎えるも、特にマタフスが離脱してからは低調なプレーでクラブ周辺に不満の声が多い現状。出場機会の無いカラーミ、ファイエ、ブルーンスを放出し、GKの控えにハウエンを加え、最終日ぎりぎりで念願のスピッツにガーナのモハメド・ダウダを買い取りオプション付きでレンタル。ダウダはこれまでも多くのクラブで噂になったスピッツで、POを制しての欧州戦チケット獲得へかかる期待は大きい。

 

VVV-Venlo
まさかの7位と今シーズン最大のサプライズを見せ、この冬は放出も補強も無く完全静寂のまま穏やかに終了も納得の状況。後半戦も前半戦と同様のパフォーマンスが出せればAZ、フィテッセユトレヒトのサブトップ勢と争いながらのPO圏内は現実的な目標。

 

Willem II
フラン・ソルが遂に移籍し、構想外になったクルークスも放出。補強は中盤にターピアを得て、ソルが抜けた前線はギリシアのパフリディスとフルザイに加えてBorussia Dortmundからスウェーデン/エリトリアのトップタレント アレンクサンダー・イサクをレンタル。ターピアは早速別格のクオリティを見せてチームが主導権を取ってフットボールをする不可欠なピースとしてファンの愛情を一身に受ける存在になっており、新加入のFW陣も結果を出せば後半戦PO枠争いも十分狙える注目のチームに。

'クコ'・マルティナをレンタル

フェイエノールトは直ちにルエンディ・'クコ'・マルティナを獲得したとクラブサイトで発表。29歳のDFはシーズン残り期間Evertonからレンタルされる。先週末6-2勝利のデ・クラシケルで負傷し、シーズン残りもうプレーできなくなったエリック・ボテギンの離脱に対してフェイエノールトは即座に対応した。

 

マルティナはEvertonから昨夏以来Stoke Cityにレンタルされていたが、育った街であり、スポルトクラブ・フェイエノールトのユースでプレーしていた街に戻った形に。マルティナはオランダでその後RBCローゼンダール、RKCワールワイクFCトゥエンテでプレー。ロナルド・クーマンが2015年にSouthamptonに獲得し、彼が次に指揮したクラブであるEvertonにも連れて行った。そこでのマルティナの契約は2020年夏まで。

 

Stoke Cityでマルティナはこの半年間18回出場。Evertonではトップレベルで28試合に出場し、その前のSouthamptonでは36試合、トゥエンテでは56試合に出場している。それ以外に彼が生まれたWillemstadを首都に持つキュラソーの代表で国際試合36試合にも出場している。

 

テクニカル・ディレクター マルティン・ファン・ヘールは火曜日にボテギンが膝の怪我でシーズン終了と判明した後、迅速に対応できたことを喜んでいる。「長期離脱したのはエリックにとってもの凄く悲しいこと。彼の離脱で我々は守備面での穴を埋めなければならなかった。マルティナは過去にも我々の中で協議されたことがあり、とても経験豊富で守備の全ポジションでプレーできるオールラウンドな選手。さらにこの街とこのクラブのことも知っている」

 

https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/cuco-martina-huur-310119

 

クコ・マルティナ
フェイエノールトは僕にとってずっと少年時代の夢だった。僕はロッテルダムに何年間も住んでいたし、フェイエノールトはずっと前から僕の心にあったんだ。このクラブでプレーできるのを楽しみにしている」


クラーシとは少し前から連絡を取っていたよ。彼が何て言ったか?さっさと来いってね、ハハ。チームメイトの歓迎と最初のトレーニングが楽しみ。ここでたくさんプレーしてチームのために価値ある存在になれることを願っている」


https://www.fr12.nl/nieuws/49645-martina-feyenoord-was-altijd-een-jongensdroom.html

ゲズブユク「私は幼い頃から調整者だった」

トップ主審 セルダル・ゲズブユク(33)は若者たちのモチベーションのために自らの人生を語る。彼は社会的な悪に対して何かしたいと望んでいる。そしてビデオ審判ありで試合を吹くことをどう考えているか?

 

セルダル・ゲズブユクはノーマルで社会的価値観を尊ぶ人間だ。このトップ主審は警察車両が走っていると父親が道端で堅苦しく立ち止まるのをよく覚えているという。「今でもよく見る。立てられる中指、叩かれる救急車隊員、売春婦のために組織された女性教師たち。『これは何だ?』と思うよ」

 

ゲズブユクが働くフットボールスタディオンも市民の模範では無い。「時々私のルーツについての声は聞こえる。それをノーマルと思うことはできない。人種差別的文章、猿まね声は私にとって絶対に許せないもの。私は選手たちのためにそれを取り除いている。試合前にはロッカールームでスタディオン・ディレクター、警察と一緒に安全面についてのミーティングを行っているんだ。私の意見は非常に明確。人種差別は容認しない。その場合には即座にピッチを出る」

 

目はますます鋭く
ハーレムでトルコの両親の間に生まれたゲズブユクのそうした意識は根拠が無いことでは無い。優しく、穏やかな男は、社会的な悪事が起こるやほとんど激怒の女神 フーリーのようになる。彼の美しい褐色の瞳はますます鋭くなっている。彼は声を上げるだけでは無く、行動も起こす。彼の組織 Sport-Connecting-Usと共に彼は自分の人生を語り、モチベーションを与え、『普通のことをしていればチャンスは掴める』というメッセージを送るために学校に通っている。

 

彼自身12歳、13歳、14歳、15歳の学生だった頃、彼は毎晩ハーレムのパルクワイクで自分と同じような少年たちと『ケージ』の中でフットボールをしていた。「パルクワイクは貧困地区では無かったが、移民が多く住んでいた」。そこで彼はトップに昇ろうと望んでいた。フットボーラーとしてではなく、審判として。「その名前では決して成功しないと言われたよ」

 

しかし成功した。「私は隅っこに座り、自己憐憫の気持ちでいっぱいの『自分にはチャンスが無い』と考える少年たちとは上手く行かなかった。私も偏見や挫折は経験したよ。それにどうするか?私が学校で話しているのは『私も経験した、君らも経験している、しかし隅っこで泣くんじゃない。誰かの手が君を掴んでくれるわけじゃないんだから』ということ」

 

オランダは素晴らしい国
「オランダで何かを成し遂げたいと思えば、人々はそれを見て、助けてくれる。しかしやるのは自分自身でしかない。オランダは素晴らしい国。ここはしっかり物事が整備されている。幸せになれ、誇りを感じろ。私が言えるのはそれだ。私は国外で多くの試合を吹いているが、どこに行っても『オランダの我々の方が上手くやっている』と思う」

 

彼が行った授業の一つにはVVDの党首 マルク・ルッテも出席した。「あれは素晴らしかったね」。ゲズブユクは2014年に司法安全省、スポーツ省、各自治体によって設立された"Alleen jij bepaalt"(決めるのは誰でも無く君)のアンバサダーを務めており、彼の前任者は当時のVVD党首 イヴォ・オプステルテンだった。

 

そのプランは犯罪に染まる危険のある若者たちに向けられており、それを防ぐため、彼らは例えばスポーツクラブなどを連絡を取り合っている。「その一つで私は学校に行っているんだ。自分の話をするためにワークを開催することもある」

 

ファン・ハネヘムの賞讃
彼には両親がいた。「『おまえはここで生まれたのだから、ステップを踏まなければいけない』と両親は言っていた」。そして彼は元トップ・フットボーラー ヴィレム・ファン・ハネヘムに出会った。若きセルダルはDSK のユースの試合で笛を吹き、そこではファン・ハネヘムの2人の息子もプレーしていた。試合終了後にファン・ハネヘムは彼の方を叩き、彼は選手たちの両親。クラブの人々からも自分が求めていた賞讃を貰ったのだ。

 

「彼は『とても良かったよ』と言ってくれた。その時に『何かを上手くやれば何かを成し遂げることができるのだから、それを目指そう』と分かったんだ。私はその後数年自分でプレーするのと笛を吹くことを兼ね続けた。フットボールはかなり上手かったが、試合を導くことをしたくなり、その部分が伸びたんだ」。ゲズブユクにとってヴィムおじさんことファン・ハネヘムとの絆はその後も温かく残り続けた。

 

「私は幼い頃から調整者だった。7,8人のグループでリーダーのジョスがフットボールファンで、いつも私の所にやって来ていた。『セルダル、遊びに行くぞ、準備してくれ』。私は厚紙でイエローカードとレッドカードを作ったんだ。ケージの中でフットボールをしに行く前に、私はアパートを巡って子供たちに声を掛けて回った。『マフメト、どのくらい遅れる?ハッサン、一緒に来るだろ?』とね。ケージで私は笛も吹いていた。時に乱闘になるんだ。その時には私はみんなを引き離した。そうやって反抗に対応するのが面白いと思ったんだ」

 

16歳から彼は審判ライセンス取得コースを受講。ゲズブユクは徐々に上にレベルで笛を吹けるようになった。企業・コマーシャル運営のMBO訓練を行う学校のディレクターと出会い、平日に試合のある週は午後に数時間の休みを得る事ができた。「スクーターで行った場所を書き出すと本を1冊書けるよ。もっと遠くに行く時は父に運んで貰ったり電車に乗った。笛を吹くのを断りたくなかったんだ」

 

22歳でプロフットボールにデビュー
2008年3月に彼は22歳でプロフットボール、上から2番目のレベルにデビューした。2年後にはエールディヴィジで初めて笛を吹いた。2012年には初の欧州戦。この年齢でその全てに到達したオランダ人審判は他にいない。現時点で彼はプロフットボールで約300試合、欧州戦と代表戦数10試合で笛を吹いている。エールディヴィジの最優秀主審には2度選ばれた。

 

ゲズブユクはUEFAが26人の審判で構成する欧州エリートに上り詰めることを望んでいる。現在その中にはビヨルン・カイパースとデニー・マッケリーというオランダ人が含まれており、彼らは欧州のクラブのためにトップ・コンペティション CLで笛を吹いている。ゲズブユクは現在UEFAのグループ1におり、CLにデビューすることも可能だ。「テストとしてね。来シーズンはそうなることを願っている」

 

彼には野望がある。「いつか3度目の最優秀主審に選ばれたい。そうすれば記録になるからね。私は33歳。プロフットボールでの試合数記録を達成できるはずだ。それが目標。そしてCLで笛を吹きたい。母のためにもね。母と約束してあるんだ。母と話した最後の内容の一つがそれだった」

 

両親は南トルコのAdana出身
彼の母は2005年クリスマスの夜に心臓発作にとって50歳で無くなった。彼の成功を母は体験できなかったのだ。彼女は約30歳で父親が働き、生活していたハーレムに来た。それから間もなく彼女の夫も。彼らはトルコ南部の大都市 Adanaで知り合った。このカップルはハーレムとアムステルダムの間に位置するバドフーフェンドルプにある電子機器会社 Sonyの流通部門で働き、2人の男の子をもうけた。彼らの仕事は安全だった、とゲズブユクは語る。

 

「母が亡くなった後、父はまだ数年ここにいた。私が結婚した時、父は『息子が立派になったから私は戻る』と言ったんだ。それが父と母がずっと予定していたことだった。2人は本当に私たちの味方だった。両親が良くしてくれて、とても助けられた」

 

この数週間ゲズブユクはスポットライトの下にいる。ウィンターストップ中の1月半ばのこのインタビューの前には、彼は同僚たちとのトレーニングキャンプを終えたところだった。そこではVARの評価も行われた。

 

ビデオ・アシスタント・レフェリーは今シーズン エールディヴィジにおいて新しい存在。スタジオからVARはいくつものスクリーンを監視し、ピッチ上の主審と直接コンタクトを取って、誤審に気づけば介入する。その場合には主審は自分が見間違えた可能性があるシーンをピッチサイドのスクリーンで見に行かなければいけない。そして主審は判定を覆すことも覆さないこともできる。

 

VARはパラシュート
シーズン前半戦でゲズブユクがVARにサイドラインに呼ばれたのは『幸運にも』-彼はそう言う-1回だけで、ウィンターストップ明け直後にもう1回。そして彼は激しい批判を受けている。「私はミスはしたくないし、できればサイドラインに行きたくは無い」

 

「ハッキリさせておくけれど、私は100%VAR制度を支持している。これはプレーをよりフェアにするもの。しかし私は『VARは私を救えるパラシュート以上のモノでは無い』という考えで試合に望んでいるんだ。主審たちは待つことが笛、判定を下すことにより不安になっている。私はその苦労はしていない。私は判定を行う。正しかったでも間違っていたでも言って貰って構わない」

 

昨年12月のVVV-フローニゲンで彼はスクープになった。映像を見た後に彼はVVVの選手へのレッドカードを引っ込めてイエローカードを出した。何が彼をそうさせたのかは彼にも分からない。試合後にレッドカードが正しかったということが判明した。

 

「その選手はすでにピッチを去っていた。レッドカードを受け入れていたんだ。しかしVARが『セルダル、見に行ってくれ』と言ってきた。最初は『何だって』と思ったよ。しかし言われればいかなければならない、それがプロトコル。頭の中であらゆる事が駆け巡った。スタディオン全体が見ている。同僚が映像を見せ、あらゆる視点から見せてくれる。何か確信しているのでなければ早々起きないことだとね」

 

「弁解は無い、しかしスクリーンが見えるように私はしゃがみ込まなければいけなかったんだ。スタンド前のポールが立っていて、歓声も聞こえる。観客から見える場所でなければいけない、それもプロトコル。私にとって初めのことだった、学びの瞬間だ。いまではスクリーンは十分高い位置にないといけないと少なくとも確信している」

 

ピッチ上での2,3分は永遠のよう
彼自身がVARを務めることもある。「その場合は私はキャビンの中で汗びっしょりになる。VARとしてもミスはしたくないからね。ピッチ所の同僚のフィーリングに寄り添い、彼がなるべく早くプレーを再開できるようにしてあげたいが、全ての映像をよく見ないと行けない。それには2,3分掛かることもあり得る。ピッチ上ではそれは永遠のようなもの」

 

彼はボスであるKNVBと約束している。笛を吹く週末はVARも務め、笛を吹く必要が無ければVARの仕事も無い。後者の場合の週末には彼は若い家族のために全ての時間を使いたいと望んでいる。同じくトルコ出身オランダ人の両親の間に生まれた妻と、彼は2歳半の息子とを間もなく1歳になる娘をもうけた。国際試合のために平日に出かけることもしばしばだ。

 

ビザを手配する自分の会社
ゲズブユクは忙しい。審判として上質のサンドウィッチのお金を稼ぐが、彼の生計はそれではない。彼はビザを手配するTraveldocs.nl/VISA4ALLという自分の会社を持っている。この企業はトルコ系オランダ人起業家 アティライ・ウスルのツアー会社 Corendonと2014年に契約を結んだことで急成長。それ以来Corendonのためにビザを手配している。

 

「アティライの秘書に数回電話したけれど、話が通らなかったんだ。それでCorendonのメイン事務所まで車で行った。パンを入れた弁当箱と冷えたチョコレートミルクを持ってね。2日目の終わりにようやくアティライに会えた。彼の方に走って行って『チャンスをください』と言ったんだ」

 

「彼は私にとって初めての大きな取引先だった。最初はトルコへのビザだけだったが、いまは数10カ国。ロシア、シナなどもね。TUIやSunwebのような旅行会社も取引先になり、毎年25万ユーロ以上の取り引きをしている。近い内にトルコ航空と話をする。彼らを納得させるためにね。私の妻もこの会社のためにたくさん貢献してくれている。彼女も起業家なんだ。私のマネージャー ベンルクスはライバル会社から引き抜いた。私がいなくならなければならない時も、安心して会社を彼らに任せている」

 

トルコ協会からの要請
2016年夏に彼はトルコの協会から国に来て笛を吹くように求められた。彼は言葉を話せ、パスポートも持っている。「お金については話し合わなかったけれど、それは問題じゃなかった。お金のためにする必要は私には無いんだ。傲慢になりたくはないが、私は自立している。そのために一生懸命働いてきたからね。トルコ協会には今回はタイミングが合わなかったけれど、チャンスがあったら次のチャンスをモノにしたいと伝えた」

 

彼には自分の家族、自分の会社があり、彼は大きな感謝の気持ちを持っている。「自分が試合で笛を吹けることがとても嬉しいし、毎日神に感謝している。フェイエノールトPSVの対戦も担当したし、ヨハン・クライフ・スハールや他の大きな試合も2度やった」

 

彼のリストに抜けているのはアヤックスフェイエノールトの対戦であるデ・エヒテ・クラシーケルだ。TOTO KNVBベーカーのフィナーレでもまだ吹いていない。しかしこの2つの試合のうちのどちらかを今シーズンまだ吹ける可能性はある。ゲズブユクは時に自分が忍耐強くないと認める。「ああ、大きな試合でもっと吹きたい。自分自身主審だった私のコーチ ハンス・レイフワルトには『セルダル、君は33歳、目標に達成する時間はいくらでもある』と言われるよ。妻にも時々言われる」

 

フットボール界は全てが彼の世界では無い。ノーマルさと社会的価値観という面では時にかけ離れている。「それでも私は試合が好き。笛を吹き続け、CLの夢を達成する私の野望を、母との約束を果たしたい。その時に自分は成功したと心から確信できるだろう」

 

Ron Kosterman

 

https://www.elsevierweekblad.nl/nederland/achtergrond/2019/01/gozubuyuk-al-vroeg-een-regelaartje-161765w/

トールンストラ「夢にも見なかったシナリオ」

アヤックスに6-2勝利、3アシストと1得点。日曜のデ・クラシケルはフェイエノールトの活躍者の一人 イェンス・トールンストラにとって決して忘れられないものとなった。このMFは1日明けて誇らしい気持ちで、しかし素面でデ・カイプでのスペクタクルを振り返った。

 

「このシナリオは事前には夢にも見てなかった」とこの日曜までアヤックスとのリーグ戦にまだ勝ったことが無かったトールンストラは語り始めた。「最初の15分間僕らは試合に入れてなかったから、今回もダメかと思った、大抵僕らはアヤックス相手に力強く試合に入るけど、自分たちに報いることができず大抵負けてしまう。今回はその逆だった」

試合のターニングポイントは16分に来た。トールンストラが同点ゴールでフェイエノールトを試合に戻らせた。「確かに僕のゴールが分かれ目になったね。その後僕らはアヤックスを上手く抑えてそれ以上好きにやらせなかった。前半はとても高いテンポでエキサイティングだった。HT直前のロビンの3-2が僕らにとっては良いタイミングで決まってくれたと思う」

 

前半hが多くのエネルギーを使ったが、トールンストラは後半ガス欠になる心配はしていなかった。「僕らはそのままやり続けるつもりだったし、ロッカールームでもそう言い合っていた。スペースはあり続ける、そう確信していたんだ。すぐにロビンがまた決めて、トニーの5-2で僕らが勝つと分かった。ようやくね」

 

トールンストラがデ・クラシケルの間常に行っていた汚れ仕事の素晴らしいご褒美。このMFはあらゆる所に現れ、全く疲れ知らずに思われた。「今はちょっと疲れてるよ」と彼は月曜に笑った。「でもそれ以上にとにかく良い気分。トップゲームでチームのために重要な仕事ができたのが嬉しいんだ」

 

この勝利はフェイエノールトにとってデ・クラシケルでは40年ぶりの大勝。デ・カイプが幸福感に満ちているのは当然だ。「僕らがみんなをどれだけ喜ばせたかを見れるのは最高だね」とトールンストラ自身はこの多幸感の中でも落ち着きを保っている。「アヤックス戦勝利は素晴らしいことだけど。3ptsに過ぎないのは変わりないし、実際僕らはもっと多くこういう力を見せないといけない。今シーズンはほとんどそれができないし、リーグでいまの状況なのはそれが理由。今日はこの勝利をまだ味わって良いけど、日曜のエクセルシオール戦でまたしっかりやらないといけない」


https://www.feyenoord.nl/nieuws/nieuwsoverzicht/reactie-jens-toornstra-feyaja-280119